広島県で豪雨災害

日本の国土で安全な場所はない(2014.8.23)

 20日の夕方4時にハワイから帰国しました。成田空港の税関を過ぎ、空港ビルから1歩出たときの熱気たるや、「はあ〜、またこんな環境で生活するのか〜」と思わずため息が出ました。

 ともかく蒸し暑い。ぬるいサウナのような熱気が皮膚にまとわりつき、今日あたりから、軽快していたアトピーの痒みを感じるようになりました。

 ハワイの最高気温は31度ぐらい、最低気温はハワイ島のヒロで20度ぐらい、ワイキキで23度ぐらい。ヒロの湿度は、雨が多いせいもあって、日本とよく似ているなと感じました。

 しかし20〜30度ぐらいの範囲ですから、過ごしやすさは比較になりません。昔のことを言ってもしょうがないのですが、私は小学生の頃都内に住んでいましたが、夏の最高気温は30度前後だったと思います。

 今日はものすごく暑い、と感じたときでも33度ぐらい。しかもそういう日は夕方になるとモクモク積乱雲が発生し、ピカっと来たかと思うと激しい音が聞こえ、土砂降りの雨。

 ただ雨は長く続かず、せいぜいが30分ぐらい。その後は虹が見えたりして、虹の根元に行こうと追っかけまわした記憶があります。

 多少記憶も美化されているとは思いますが、それでも当時に較べると明らかに気温は上昇しています。

 ハワイには、すでに20年ほど通い続けていますが、20年前に見たワイキキの青空は、今はなくなっています。以前はクリアだった大気も、ほんの少しですが、遠くの景色がかすむように見えるようになり、写真を撮影すると画像の透明度が違って見えます。

 今年の前半はワイキキも雨が多かったようで、いつもは夏はまっ茶色になっているダイヤモンドへッドの裾野が、緑色をしていました。

 今回の旅行では、ヒロ滞在時に台風が直撃するという経験もしました。ハワイでは実に22年ぶりの上陸だそうで、これもまた、これまでにあまりなかったことです。

 一方昨日は、広島県で豪雨災害が起きたようで、これまた今日は識者がいろいろな意見を述べていますが、ともかくこれまでの経験や常識が通用しない災害が起きる可能性が、日本全体で高まっているなと感じています。

 このブログは健康になることを目的として書いているブログですが、健康と同時に最近は気象災害にも目を配らなくてはいけないなと思うようになっています。

 これまでは自治体の判断で避難等を行っていたと思いますが、今後は自分の身の回りの自然現象をよく観察して、必要に応じて自分で判断して避難等を行う必要があると思われます。

 今日もこの後大気が不安定になると気象庁が言っています。このあたりは関東平野で地盤も比較的しっかりし、治水工事もきちんと行われていますが、突風や竜巻の場合事前の予測は難しいです。

 また落雷による大規模停電や、大雨で排水が間に合わずに洪水が起きるなんてことも考えられます。一人一人があらゆる災害の可能性を検討して対処しないといけない、ややこしい時代になったなと感じています。



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