高齢者の右脳、左脳は互いに協調関係

高齢者の右脳、左脳のはたらき(2012.2.12)

 本日の血圧は、今測定したら134/81でなかなかよい領域です。気分的にも快調です。昨日1時間ほどですがドライブしたのが良かったのかもしれません。

 パソコンの前にすわってブログを書いたりホームページを作ったりするのが好きなので、つい長居をしてしまうのですが、そうするとどうしても外に出る時間が減ってしまいますから、買い物と称してなるべく出かけるようにしています。

 昨日は大宮HISまで、旅行の情報で何か面白い物があるかと遊びに行ってきました。繁華街は疲れますが、その分あちこち動き回りますので運動にもなります。

 さて今日の毎日新聞朝刊に面白い記事が出ていましたので紹介したいと思います。題名は「脳:高齢者の右脳、左脳を補う 短時間労働で判断力向上 筑波大など解明」という記事です。

 それによると高齢者が短時間の運動をすると、右脳の特定領域が活動し、判断力を担う左脳の機能を補う作用があるということです。

 そもそも右脳は芸術や創造力に関する部分を担い、左脳は言語や計算、論理に関する部分を担当しています。で筑波大の研究者は、対照群を若者と高齢者に分けて、最初に論理的なテストを実施し、その後適当な運動を行った後再度似たような論理テストを行い、右脳と左脳の働きを、若者と高齢者で比較したそうです。

 結果は両者とも、運動後に論理性が向上。つまり適度な運動は脳を活性化させると言うことです。次に右脳と左脳の働きを見たところ、若者群は左脳領域が活発に活動し、判断速度が50%向上。

 これに対して高齢者群は、判断速度は16%向上にとどまりましたが、左脳よりも右脳の活動が活発になったと言うことで、左脳の働きを右脳が補助したという結論になっているようです。

 つまり脳全体で、機能低下した部分を補おうとしているわけで、その補うきっかけを与えた物が、適度な運動であると言うことです。

 従って、何らかの事情で寝たきりになったり、足腰が弱ってしまうと脳の機能も衰えやすくなると言う結論になりそうです。

 結局人間も機械と同じで、使わなければ錆びるということで、どこかの機能が低下しているとき、それを直さずに機械そのものの動きを遅くしたりしていると、ますます機能不全に陥ると言うことです。

 認知症の原因は私もよく分かりませんが、会話不足、運動不足といった外部からの刺激にあるのではないかという疑いを持っているので、自分自身の将来にあてはめて考えなければいけないことだなと思っています。



識字障害5%の衝撃


脳、頭痛


表紙に戻る