ピーマンでビタミンCを補給

家庭菜園のピーマンの効用(2013.8.4)


 7月に滅茶苦茶な猛暑がありましたが、その後は何だかはっきりしない梅雨空のような天気が続いています。雨も降るときはやたら降り、後は湿気が残っているだけで雨らしい雨は降りません。

 そのためか我が家の家庭菜園は、夏直前のジャガイモは小振りのものが多く、枝豆は充分育たないうちに虫が付き、中玉トマトは全滅。大根葉はそこそこ育ったものの、チンゲンサイは若芽の部分を虫が食べるらしく、いまいち元気がありません。

 農薬は一切使わず、草は適当な時期に多少見栄えが良いように刈るだけですから、虫が増えるのは当たり前ですが、農薬をかけるよりは良いと思っています。

 肥料は、家庭の生ゴミを発酵させています。匂いがきついのですが、効果はかなりあるみたいです。その分雑草の勢いも強くなります。

 そんな中、ゴールデンウイイークの頃に植えたキューリはほぼお終い。ミニトマトもあと少し。小玉スイカはツルだけはやけにあちこち伸びていますが、肝心の実がなかなかできないみたいです。

 唯一ここに来て例年になく調子が良いなと思えるのがピーマンとナス。妙に豊作です。特にピーマンが良いですね。理由は不明ですが、大振りで肉厚なものがゴロゴロできていますので、ここのところ野菜炒めや回鍋肉、チンジャオロースといろいろ工夫していますが、消費が追いつかなくなりつつあります。

 それでも旬の野菜は体に良いに違いないと信じ、せっせと食べていますが、改めて今ピーマンについてウィキペディアで調べてみると、何とナス科と書かれています。ナスと共に育ちがよいのはそのせいかと納得しました。

 ちなみにスーパーで買ってくるピーマンは3日ぐらい立つと果肉が柔らかくなって徐々に表面にしわが寄ってきますが、家庭菜園のものは1週間経ってもぱりぱりです。

 昔は「ピーマンなんて青臭くて食えるか」と思っていましたが、家庭菜園のピーマンは青臭さが少なく、むしろ甘味すら感じられます。一方最近のスーパーのものは青臭さすら感じられない、味がほとんどないものが多いように思います。

 成分はビタミンCを多く含むそうで、更にフラボノイドが含まれているため、これがビタミンCの熱による破壊を軽減するため、レモンよりも多くのビタミンCを摂取することが出来るそうです。

 ビタミンCは言うまでもなくいろいろな効能があり、ともかく多すぎれば自然に尿中に排出されますから、どんどん取った方が良いに決まっています。

 私のようなアトピー持ちにも有効です。当然ながら先日話題になった美白効果にも貢献します。高価な化粧品を買うより、新鮮で栄養たっぷりの高級ピーマンを食べた方がよいように思います。

 さらに成分表を見るとカリウムがダントツに多いですね。これなら高血圧にも良さそうです。

 というわけで、昨日の記事にも書きましたが実家の母親が夏バテでへばっているようなので、今日はこれからピーマンを持っていって食べるように伝えてこようと思います。


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