自律神経の機能は年々衰える?

数日間の高温で熱中症もどき(2016.7.5) 

  私は昔から血圧が高かったせいか、冬場は体調がいまいちでも、花粉症の頃から徐々に元気になり、真夏が一番調子が良いと感じていました。

 しかしそれでも50代後半になって、真夏は夜の睡眠が浅くなるのか、昼寝が常習化してます。その昔子供の頃、祖父祖母が早朝の畑仕事を終え、午後は昼寝をしている姿を見ましたが、「昼間からよく眠れるな」と思っていました。

 ところがいつのまにか私もそういう年代になったらしく、冬場は昼寝はしませんが、夏場は昼食を食べ終わった頃から、意識がなんとなくス〜ット薄らぐような瞬間を感じるようになり、これを感じて横になると、それこそあっという間に寝てしまいます。

 昼寝の時間そのものは30分〜1時間程度ですが、長くなると寝起きが不愉快ですね。体が朝なのか昼なのか感知できず、混乱するように感じます。

 それはそれとして、今年もすでに徐々に暑くなり、昼寝をするようになっています。しかし暑くなったとはいえ、これまでは最高温が30度弱だったので、エアコンも使わず、家の中を通り過ぎる風を感じながら心地よく寝ていました。

 ところが一昨日、埼玉県は突然35度を越え、それまで涼しいと思って過ごしていた体に大きな負担が生じたようです。「暑いな」と思ったので、この時はさすがに昼寝の時エアコンを使いました。

 しかし寝起きはいまいちすっきりしません。何となく体がだるくて、軽い頭痛があります。息子に聞いてみると、息子も同じような感じだと言っていましたので、親子で体調不良を感じていたことになります。

 そして昨日です。一昨日ほどではないにせよ、妙に暑い。それでも「夏場の体調は良い」と私は過信していて、エアコンの使用も節約を意識して控えめにしていました。

 すると夕食時あたりから妙に動悸を感じるようになりました。しかもこの動悸、夜寝るときになっても続き、心臓の音で熟睡できない感じ。

 「こりゃ変だぞ」と思って血圧を測ったら、深夜なのに160/105という数字でびっくり。慌てて春頃のことを思い出して、べッドの上でゆっくり10分ほどストレッチ。

 これで少し体調も落ち着き、ちょうど雨で気温も下がり、なんとか眠ることができました。しかし今日の朝もなんとなく軽い動悸が続き、心配になって該当症状をネットで調べてみると、一番適合するのが熱中症

 「夏は元気だ」なんて勝手に思い込んでいたのですが、どうやら加齢による自律神経の調節機能は予想以上に衰えているようです。

 というわけで、今日は気温も少し下がったので、水分補給を意識しながら1日のんびり過ごそうと思っています。それにしても「熱中症なんて自分には全く関係ない」と思っていただけに、若干ショックです。



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夏ばて、熱中症


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