年々持参する薬の種類が増加

海外旅行に持参する薬(2014.2.20)


 ケアンズ行きを決めたのは実際に出発した2月5日のほぼ2週間前の1月下旬でした。2週間の一人旅ですから、ツアーで行くことは出来ず、当然個人手配になります。

 飛行機のチケットを確保、宿泊場所を確保、宿泊場所までの交通機関を調べ、現地で何をするかを決め、食事場所を調べるというようなことが旅行準備の流れですが、準備期間が短かったため、現地での情報はかなり曖昧さを残したまま出発となりました。

 当然あちこちで「困ったなあ」という現象が起きましたが、現地の方達の明るい対応で、大過なく過ごせました。

 ただこの間、ともかく毎日よく歩きました。ケアンズという街の繁華街は500m四方ぐらいの広さです。それ以外の公園やショッピングモールを含めても1km四方ぐらいでしょうか。

 この1km四方の中が100〜200mの間隔で縦横にきちんと切られた道路で区分されています。札幌や京都の街の作り方と似ているかもしれませんが、もっと規模は小さいです。

 しかし1km四方に5本の道路があれば、縦横全部を歩くと10本。これを全部歩けば10kmになります。もちろん同じ通りを往復することもあり、最初は街の地理がつかめないため、右往左往することもあります。

 そうなると必然的に歩く距離が増えます。好きで旅行に行っているわけですから、それが嫌だと言うわけではなく、それを楽しんでいるわけですが、到着した数日は太ももに張りを感じました。やはりそれだけ普段から歩いていないんだなという認識です。

 このところの海外旅行でいつも疲れのピークだなと感じるのは、3〜4日目です。短期の滞在の場合、この時期に帰国となりますから、帰ってからの疲労感は大きいのかなと思っていますが、私の場合1週間以上の滞在が多いので、この3〜4日目をいつも意識するようになりました。
 
 つまりこの時期は無理なツアーを組まない。昼寝等を含めて充分な睡眠を取る。無闇に出歩かない。と言うようなことです。

 そうすると5日目ぐらいから、体が時差や環境に適応するのか、動きが軽くなってきます。昼間妙に眠気を感じて昼寝をしないと動けない、というようなこともなくなり、朝から晩まで快調に動けるようになってきます。

 人間の適応力かなと言う気もしますが、この3〜4日目というのは50代後半から感じるようになりました。それより以前は1〜2日目だったような気もします。

 それだけ体の調節機能が遅くなったということなのかもしれませんが、60代でもまだまだ充分海外旅行は楽しめそうです。

 ただし、今回もそうでしたが、万一のために持参する薬の量が増えています。通常飲んでいる血圧、痛風の薬以外に今回持参したのは、胃腸薬、整腸剤、喘息薬、喘息吸入器、風邪薬、導眠剤、アトピー用保湿剤、虫さされ用かゆみ止め等、結構な量になりました。

 ただ歩く距離が増えると、体は疲れますが、ストレスは解消。頭もフル回転しながら動いていますので、認知症予防にもなり、結果的に睡眠も深くなり、結局今回は、昨日書いたようにいつも飲んでいる薬以外で利用したのは整腸剤と機内での導眠剤だけでした。


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