市販されている自己検査薬

市販の自己検査薬が拡大の方向のようです(2014.1.13)


 今日の朝刊1面に「市販自己検査薬 拡大へ」という見出しが出ていました。内容は、処方箋が無くても薬局で買える自己検査薬の対象品目を拡大するということです。

 現在の自己検査薬は「妊娠」(我が家も以前使いました。これで連れの妊娠を知り、嬉しさと共に一家の担い手としての責任を感じました)、「尿糖」「尿たんぱく」に限って認められているそうです。

 一方欧米では「糖尿病」「がん」「うつ」「性病」等の検査薬が販売されているそうです。

 では何故日本ではこういった欧米で利用されている検査薬が販売されていないのか?記事に寄れば「誤診の恐れが捨てきれない」という事のようですが、ではこれらの検査薬の信憑性はどの程度なのか?

 例えば判定の確率が50%と言うように明らかにされていれば、個人的な感触では、あまり効果的な判定薬ではないなと思えますし、80%と書かれていれば、これは利用価値がありそうだと思えます。

 そういった情報を開示すれば良いのではとも思えるのですが、それをやらないというのは、患者さんをもっと病院に来させて医療費を増やそうとしているのではないかという裏事情があるようにも思えます。

 ただ昨今の医療現場は、高齢化による患者数の増加で、正直なところ充分な医療が行われていないのではないかという危惧も感じますので、こういった検査薬の解禁は必然的な流れであるようにも思います。

 ちなみに我が家から歩いて10分ぐらいの所に、昔から信頼されている病院がありますが、たまに行くとともかく大混雑。それも圧倒的にお年寄りが多い。

 朝予約のために診察カードを出して、予約時間に行っても、すぐに診察されることもなく、さんざん待たされて実際の診察は数分。その後処方箋をもらって会計までに、また1時間。

 ようやくもらった処方箋を握りしめ、病院近くの薬局で薬をもらうのに30分。これで充分な診療が行えるのかなといつも疑問に思います。

 というわけで、追加される自己検査薬ですが、「尿潜血」「排卵日の予測」などと書かれていて、まだまだこちらが欲しいと思える検査薬は承認されそうもありません。

 ちなみにネットで「自己検査薬」という語句を使うと「がん」「ピロリ菌」「アルコール体質」「性病」「HIV」等々、様々な検査薬が売られています。つまりそれだけニーズがあると言うことだと思います。

 しかし上記のニュースに寄れば、これらの検査薬は正式に認められていないという事になりそうです。

 医者に行ってきちんと検査をしてもらった方が間違いないし、保険が効くので安いはずですが、仕事tの関係や病気の種類によっては行きにくいということもあるのだと思います。

 さてどうなるのか?もう少し推移を見守る必要がありそうです。


抗生物質が効きにくい


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