ようやくイベント自粛を要請

2020.2.27

 政府はようやく各種イベント等の自粛を要請。やっと重い腰を上げたかという印象ですが、やはり初期対応の遅れは否定できないなと思っています。

 とはいえ、民度が高く、比較的従順で規則をきちんと守ろうとする日本国民なら、こういった指針が出ればそれを遵守しようとする動きも大きくなるはずと期待しています。

 まあ当面3月の各種イベントや行事が大きな影響を受けると思いますが、ここで我慢しないと、その悪影響はますます大きくなり長引くと思っています。

 ただ検査で陰性だったのに再感染という事例が出てきたようで、こうなると際限のない感染連鎖が起きそうで不安になります。一方そういった不安に対する検査体制は、ここまで実質1日900件だったそうで、明らかに少なすぎます。

 1月ぐらいから検査体制の拡充を図っていれば良かったのになあと悔やまれます。今後さらに感染者数が増えれば、1日に万単位の検査をしなくてはいけない事も考えられます。

 てなことを考えながら、今日も「Johns Hopkins CSSE」というサイトの数字を確認。中国本土での現時点の感染者数は、昨日が77663名でしたが今日は78076名で、増加率は1.005倍。

 増え方は減っているものの、「今がピークだ」というわけでもなさそう。一方全世界を見ると昨日が80593名で今日が81409名となり1.01倍。

 亡くなられた方は2708名から2772名に増加。大半は中国ですが、それ以外で多いのがイランの19名。イタリアと韓国12名となっています。

 特に韓国は感染者数が昨日1146名だったのに今日は1261名となり、国や医療機関が大混乱に陥りそうです。ちなみに感染者数が多い国は韓国の次がイタリアで453名。

 次が日本でクルーズ船が705名、国内が170名から189名となっていて、かなり深刻な状況です。次がイランの139名。シンガポールが93名となっていて、どの国でもじわりじわりと増えている感じです。

 一方回復者数は昨日28060名だったのが、今日は30464名と大台に乗りました。ただ増加率から考えると、もう少し大きな数字になっても良かったのではと思っています。

 以上をグラフで見ると、中国の感染者数は頭打ち。世界全体の死亡者数は増加の傾きが緩やかになってきました。しかし残念ながら日本の感染者数はいまだ直線的な増加傾向がはっきりしています。

 というわけでまだまだ先は長いと言えそう。私もスーパー等に行く回数を減らそうと思うようになりました。



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