分かっていること

2020.3.1

 今回の新型コロナウイルスの感染拡大に対して、人は何ができるのか?まず困ってしまうのが、いまだに実態が良く分からない病気だという事。

 私が関連ニュースを見て分かったことは以下の通り。

・ 通常のインフルエンザと比べて潜伏期間が長い(1〜2週間とされていますが3週間の例もあるかも)
・ 潜伏期間中にも感染力があるらしい
・ 初期症状は通常の風邪やインフルエンザと変わらない
・ 病気が進むと、両肺にウイルスが増殖し、呼吸機能に影響(肺炎)が出る
・ 感染は接触感染、飛沫感染が強く疑われ、空気感染は少ない
・ 感染は若い人にも起きるが、症状は軽いことが多い
・ 感染者には全く症状が出ない人もいる
・ 高齢者は重症化しやすく、特に高血圧、糖尿病、呼吸器に問題がある人は注意
・ 感染者が触れたものの表面にウイルスが数時間生きた状態で残存している
・ 対策はうがいと入念な手洗いが基本
・ マスクは飛沫の飛散防止には役立つが、空気中のウイルスは呼吸に伴って通過してしまう
・ マスクは正しくつけて、きちんと捨てないと感染防止効果がない
・ 近距離での感染者との会話で感染しやすい
・ 取っ手、つり革をつかむときは手袋を利用した方が良い
・ 室内の換気を徹底
 
という感じでしょうか。ともかく人ごみを避ける必要がありそうです。

 さて、今日の感染者数ですが、中国は昨日の78824名から79822名となり1000名ほど増加。増加率は1.013倍。昨日がほとんど増えなかった分、今日増えたと考えられます。

 グラフで見ると、1週間ぐらい前から増加の勢いは弱まりつつあるものの、じわじわと増えています。一方世界全体の感染者数は84124名から86584名となり、2500名ほど増加。

 増加率は1.029倍。増加の勢いが増してきた感じです。特に増加が激しいのが韓国。2337名から今日は3150名に増加。次がイタリアで888名から1128名。

 さらにイラン。388名から593名。次に人数が多いのが日本で、228名から241名に増加。他に増加が目立つのがフランス。57名から100名にほぼ倍増。ドイツも48名から79名。

 亡くなられた方は全世界で2867名から2977名に増加。増加率は1.038倍でかなり増加。死亡率も死亡者数を単純に感染者数で割り算すると3.438%となり、かなり高いように感じます。

 回復者数は36836名から42112名とかなり増加。増加率は1.143倍で昨日少なかった分を取り返した感じです。

 ちなみに中国で最初の患者がネット上で話題になったのが昨年の12/8で、三か月近くたった今、ようやく感染の勢いが衰えてきた兆候があります。

 日本の最初の感染者はネットで調べたら1/16でした。という事はやはり3月いっぱいまでは拡大傾向が続くのではと思うようになりました。感染者数の推移のグラフを見ても、まだまだかなという感じです。



世界66か国に感染拡大


新型コロナ


表紙に戻る