感染者数急拡大

2020.3.29

 週末の自粛要請の効果があったようで、昨日都内を動き回った人が激減したようです。まあどんな場合でも1000人の人がいれば、数名の状況を理解できない人や仕事でしょうがなく出かざるを得ないという人もいると思われますので、多少はしょうがないです。

 むしろ要請という語句だけで、激減したのはやはり素晴らしい国民性だなという気もします。そして今日ですが、朝から私が住んでいる埼玉県では季節外れの雪が降り続いています。

 起きてカーテンを開けたら、外がうっすら雪景色となっていて、ちょっと目を疑いましたが、天気予報は正しかったようです。まあ寒い日曜となりましたが、これでさらに外出する人は減るはずで、良かったなと思っています。

 しかし日本はともかく、世界の新型コロナウイルスの感染状況はますます深刻になってきました。今日の世界全体の感染者数は昨日より68782名増えて662073名。

 昨日からの増加率は1.116倍で、この調子で増えると、来週の木曜か金曜には100万名に達するかもしれません。

 一方日本はどうかというと、昨日の1468名から一気に225名増えて1693名となっていて、増加率も1.153倍。この値は世界の増加率よりも大きいので、来週には首都封鎖という事態になるかもしれません。(厚労省が発表している数値は1日遅れとなっている感じです)

 というわけで、1/25以降の日本の感染者数の推移を表すグラフを何とか作ってみました。横軸は1/24からの経過日数です。



 これを見ると、一部の地域で集団感染が発生した関係で急拡大したという状況が良く分かります。またこのところの感染者数の増加を見て、この土日は外出自粛要請が出されましたが、先週の三連休は通常でしたので、お花見等に出かけた人は多数いたはず。

 もしそこで感染者が広がっていたとしたら、その影響は潜伏期間を考えると、今日あたりから出てくるはず。つまり下手をすると来週は感染者数が激増し、首都封鎖という事態も考えられます。

 しかし封鎖したからと言って、その効果が表れるのは早くて2週間ぐらいかかるみたいですから、4月の半ばまでは戦々恐々の事態が続くという事になりそうです。

 ちなみに感染者が激増しているアメリカの2/16からのグラフは以下のの通り。日本がこうならないことを祈っています。




アメリカの新規感染者数


新型コロナ


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