高齢者の運動不足が心配

2020.4.3

 アメリカの感染者数拡大の勢いが止まりません。トランプ大統領の口調も、当初は楽観的だったのですが、最近は徐々に悲壮感が出てきたように思います。

 Johns Hopkins大学が発表する数値をもとに、2/25からの日ごとの前日からの感染者の増加数のグラフを描くと以下の通りです。

アメリカの新規感染者数

 このところほぼ右肩上がりに増加しています。このまま増加を続けると、今日の感染者数が244678名ですから、明後日には30万名を越えてしまいそうです。

 日本はどうなっているかと言うと以下の通り。ここ数日の増加数は240名前後で何とか抑えられています。

日本の新規感染者数

 しかしじわじわと増え続けていることは間違いない。最近は幼児や若者が重症化する例も増えてきたという事で、ウイルスの性質も少し変わってきたのかなという印象を持っています。

 昨日は、風が強かったので、近所にある中規模ショッピングモールに行って、モール内をウォーキング代わりに歩いてきましたが、いつもより歩いている人がかなり少ない。

 平日の昼間ですから当然と言えば当然ですが、本来なら学校は春休みで、暇を持て余した中高生がフードコートに群がっていることも多いのですが、家で自粛に協力しているのか、あまり姿が見えません。

 併設されたスーパーにも、人はいますが、いつもの半分ぐらいしかお客さんがいません。私も濃厚接触を意識して、以前は毎日買い物に行っていましたが、今は二日に1回のペースになりましたので、そう考える人が多くなってスーパーが空いているとも言えそうです。

 ちなみに、モール内にはいわゆるカジュアル系のブランドショップも多数ありますが、お客さんがいないので店員さんは暇そう。

 こんな時、私が好きなタイバンコクの店の店員さんは、レジの傍らで食事をしていたり、メークにいそしんでいたりしますが、日本ではそういった行動は許されず、ただじっとお客さんを待っている感じ。辛そうです。

 とはいえ、不要不急の外出の自粛を要請されると、自宅で過ごす時間が多くなり、そうなると逆に食品や日用品以外、あえて買いたいという気持ちが起きません。

 心配なのは高齢者の運動不足で、私もそれを意識してなるべく歩く時間を確保するようにしていますが、今後さらに外出自粛要請が強く出されるようになると、自宅での運動手段を考えないといけない。

 今まで本気で考えたことがありませんでしたが、室内ウォーキングマシンや室内自転車の購入も検討しないといけないかなと思うようになってきました。 



不要不急の外出を自粛する意味


新型コロナ


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