感染拡大の気象条件

2020.4.11

 今日の埼玉県は朝から良い天気。風が若干ありますが散歩日和?しかしテレビも新聞もコロナ一色

 毎日どこどこで感染者が〇名という報道があり、医療現場が危機的状況というようなニュースを見たり読んだりしていると、知らないうちにストレスが溜まっていきます。

 私自身もストレスには弱い人間と自負しているので、これではいかんと思い、なるべく不安になるような情報は避けるようにしていますが、現状は避けようがない。

 私の場合は自宅でじっと待機していれば感染リスクはかなり避けられますが、毎日通勤で都内に向かう人のストレスは大変なものだろうなと想像しています。

 昨日書いたことですが、喉を潤すことが重要なら、飴をなめるというのも良さそう。人間は口の中に何かが入っていれば、唾液が自然に出てきますから、喉は乾燥しません。

 どの程度効果があるのかは不明ですから、納得した人が実行してもらいたいと思いますが、個人的には龍角散のど飴なんかが良さそうだなという印象を持っています。

 ちなみに今日は手元にある世界地図帳の資料部分で、世界の国々の年間降水量を見てみました。

 その一覧表と、Johns Hopkins大学から提供されている感染者数の多い国を比較すると、やはり降水量が多い国(湿度が高い国?)は感染者数が抑えられている印象です。

 また降水量だけでなく、紫外線量にも注目。寒い高緯度地方にある国は、紫外線量も低緯度地方よりも太陽の角度が低くなるため、紫外線量は減少し、ウイルスの増殖を抑制できないと考えると辻褄が合います。

 さらに気温が高ければ人間の免疫活動も活発になると考えると、ベストな地域は

・ 高温、多湿で低緯度

 最悪?なのが

・ 低温、乾燥の高緯度

という事になりそう。あとは各国の人口密度や生活習慣、衛生環境、医療技術、さらに感染拡大時の政府の対応と言ったことが感染拡大の条件になりそうです。

 てなことを考えながら、Johns Hopkins大学の数値を確認すると、アメリカの感染拡大が止まらないようで今日は499252名となって、明日には50万名を突破しそう。

 急拡大が始まったなと感じるのがブラジルとロシア。同じぐらいの感染者数のブラジル(青)、ポルトガル(赤)、オーストリア(黄)、ロシア(緑)の感染者数のグラフは以下の通り。



 オーストリアは感染拡大が抑えられる傾向にあるようですが、ブラジルとロシアのグラフは日本とよく似ているような気もします。

 またアジアではインドの感染者が拡大中。インドは人口密度が大きいということも影響しているように感じます。今日は7600名だそうで、当初は少なかったのにあっという間に日本を追い越してしまいました。

 今日の朝刊には、都市封鎖の時期が数日違っただけで、その後の被害の大きさが大きく変わるという記事も出ていました。日本政府は自粛要請を出しながら、休業補償はしないと言い張っているように思えます。

 要請はするけど金は出せないということのようで、低所得者世帯が大きな影響を受けそう。安倍総理は、海外に行って満面の笑みを浮かべてODAでこれだけ援助した(年間1.5兆円ぐらい?)と言っていたように記憶していますが、その金を使えたらなという気もします。  



小出しの対策に終始


新型コロナ


表紙に戻る