感染拡大を左右する要素

2020.4.15

 今日の日本の感染者数は8100人。ほんのわずかですが増加率が減少しました。 これまでの平均が1.1倍を越していますが、今日は1.063倍。

 もしかしたら外出自粛の効果が出始めたのかもという淡い期待も出てきました。しかしこれまでもこういったことは何回か起きていますが、翌日は急増して再び感染拡大という事が繰り返されています。

 というわけで、相変わらず自己防衛に徹するしかないなと思っていますが、そんな中、ネットでは様々な未確認情報があふれているようです。

 私もこういったブログで、迂闊に不合理かつ伝聞や噂からの情報を書くわけにはいかないなと思っています。ただネットの情報をいろいろ検索しながら、世界の感染者数の推移を見ていると気が付くこともいくつかあります。

 当初、持病のある高齢者が重症化しやすいという情報がありました。まあある意味当然かなという気もしますが、よく目にした病名が高血圧、糖尿病ですが、それ以外に抗がん剤を服用している方という情報もありました。

 また肺そのものの機能が衰えているCOPDであるとか、そこまで症状が進んでいないものの、喫煙者は肺細胞が劣化しているため肺炎になりやすいという情報ありました。

 要するに肺そのものや、肺の機能維持を行っている臓器に病気の影響が及べば、肺の機能が簡単に損なわれてしまうという事だと解釈しています。

 また男女差を指摘する人もいました。性差によって、体内で生産されるホルモンの種類が違うはずですから、なんとなくわかるような気もしますが、それよりも男性の喫煙率、夜の飲み会等の会合の多さが影響しているような気もします。

 また世界の感染者数の推移を見ていると、いわゆる欧米系の人の感染増や死亡率が高いことに気が付きます。ここまで行くと、人種間の遺伝子レベルの違いかなという気もします。

 一方、遺伝子レベルの問題ではなく、スキンシップを重視する生活習慣の要素が大きいという人もいます。その意味では手洗いを良くする日本人の生活習慣は一定程度感染拡大の抑制に貢献していると思っています。

 また熱いお湯にどっぷり浸かって汗を流すという日本人的入浴も効果があるのかも。ハワイやタイに行くようになって感じたのは、立派なバスタブがあるホテルは少ないという事。

 多くの人がシャワーで、チャチャっと入浴を済ませているようです。ただタイでは、湿気が多いせいか、ちょっと出歩くとすぐに帰宅してシャワーという人も多いようで、これが感染拡大防止に役立っているのかも。

 そして会話。英語を聞いていると破裂音が多い。という事はその瞬間に飛沫が飛び散るということで、英語圏では、そういった影響もあるのかも。

 さらに中国では人が多いためか、言語の特性か、大声で話す人が多い。つまり声量も関係ありそう。その他気温、湿度、紫外線量といった気候要素も影響しそう。

 これらのことが複雑に絡み合って、現在の感染者数増加に影響していると思うのですが、当面できることはやはり人ゴミを避け、他人と接触する場合は出来るだけ短時間、さらに接触後はすぐに手を洗うのが必須だなと思っています。



緊急事態宣言の効果


新型コロナ


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