言うだけの対策

2020.4.21

 今日は午前中に月1回の診療所に行ってきました。毎月1回通い、高血圧の降圧剤、クモ膜下出血が再発しないように、血栓防止剤や抗コレステロール剤を処方してもらっています。

 この診療所は、事前に診察予約ができるので、面倒な患者さんが殺到しない限り、待ち時間もそれほど必要なく助かっているのですが、今日は一応事前に電話をかけて、体調に変化はないので処方箋だけもらえないかと尋ねてみましたが、予想通り診察しないと出せませんと言われてしまいました。

 というわけで、運動を兼ねて片道1.5kmぐらいを歩いて往復。診察は血圧を測る程度で、あとは近況報告だけ。ついでに「オンライン診療の予定はありますか?」と聞いて見ると、今のところ予定はないですとのことでした。

 結局機器の準備やソフトの使い勝手、実際に対面して初めてわかる医師の勘?みたいなものもあるようで、そう簡単には行かないんだなと思いながら帰ってきました。

 昼食後、今度は市民農園に行って、除草等の農作業。一番近くにいた人までの距離は30mぐらいありましたので、感染の心配はなしです。
 
 というわけで先ほど帰宅し、ようやくこのブログの更新作業という事になり、まずはJojnsHopkins大学のサイトで、世界の新型コロナウイルスの感染者数を確認。

  今日の時点での世界の感染者総数は2478153名で、およそ250万人という事になりました。亡くなられた方は170368名ですから、なんと単純計算で6.9%となります。

 しかもこの6.9%という数字は2/6の2.0%という数字から一貫して上昇中。ちなみに1週間前は6.4%だったので、1週間後ぐらいには7%を越えるのではと思っています。

 てなわけで、毎日ドキドキしながら世界の感染者数の推移を見守っているのですが、日本の今日の感染者数は11135名と書かれていて、昨日より338名の増加。

 ここ1週間は連日500名前後でしたので、ようやく外出自粛要請の効果が出てきたのかと喜びたいところですが、どうやら土日を挟む関係で、火曜日の値は低くなる傾向があるみたいです。

 つまり単なる検査体制の問題であるという事のようで、こうなるとこういった数値の信憑性も揺らぎます。そもそもPCR検査自体が、まだ要望通りに行われていないという実態もあるようです。

 一時は検査体制を1日2万件に増やすなんて言っていたように思うのですが、現実は検査にかかわる機器や人、体勢が十分でないようで、笛吹けど踊らずというか踊れないという実態がはっきりしてきたように思います。

 安倍総理も必死になっているのだとは思いますが、ここのところ総理の記者会見の内容が、言うだけで実行が伴わないという印象が強くなっているように感じられます。

 周りを固めていた閣僚たちの気持ちも少しずつ離反しているようにも見え、私には閣僚内の人間関係は良く分かりませんが、まとまりを欠き、本人は裸の王様状態なのではという気もします。

 というわけで、今日は感染しても症状がない人が存在する理由をまとめるつもりでしたが、少し横道にそれてしまいました。
 



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