手洗いの重要性

2020.4.28

 昨日の記事に書いた日本の感染者数の数値が間違っていたようです。JohnsHopkins大学の数値をいつも参考にしているのですが、昨日午前中は14153名という数値でした。

 しかし午後になって再度確認すると13614名となっていました。原因は不明。ちなみに現時点での今日の数値は13736名で昨日より122名の増加。

 ところがヤフーのトップページには厚労省発表の数値として13576名となっていて、どうもどの数字が確定している数値なのか、混乱します。

 長崎のクルーズ船で感染が拡大していますが、この数値を含めるか含めないかという問題もあるのかもしれません。

 とはいえ先週予想した通り、4/7から3週間経過して、外出自粛要請の効果が現れつつあるのではという気がしています。以下は累計感染者数の推移のグラフですが、明らかに増加の勢いが減少しています。



 「よしこの調子で頑張ってゴールデンウイークを乗り越えよう」と思えるようなグラフです。

 さて、昨日の記事では不織布マスクやN95マスクの目の細かさと、飛沫感染についてまとめました。ちなみにちょっと気になったので、今後配布される予定のガーゼマスクの目の粗さについても調べてみましたが、良く分かりませんでした。

 ただガーゼ数枚では目が粗すぎるという意見もあるようで、不織布マスクよりは効果が劣りそう。当然ながらマスクがないので手作りでという話も増えていますが、ハンカチやバンダナ越しに普通に呼吸ができますから、やはりウイルス防御効果は低そうです。

 ただ、感染者の口から飛び出すような、大きな飛沫は一定程度防御できるはずで、だからこそ、その昔インフルエンザが流行した時、今の安倍首相が利用しているようなガーゼマスクを使ったのだと思っています。

 というわけでマスクについての考察は終了。次に疑問に思ったのが、そういったマスクや防護服に身を固めた医療従事者であっても、時に感染してしまうという現実があり、これがなんとも不思議。

 その理由は、大半が不注意だったという事のようですが、ではどんな不注意だったのかという具体例が不明。単独のウイルスがN95マスクをすり抜けて感染ということは考えられますが、それだったら逆にもっと多くの医療従事者さんが感染しそう。

 というわけで、考えられるのはやはり接触感染かなという気がします。つまりマスクの表面、防護服の表面といった部分を、着脱するときうっかり指先で触れてしまう可能性という事になりそう。

 どうやらこのウイルスは、空気中に漂っている場合は数時間生きている(生きているという表現が正しいかどうかは不明ですが)ようですが、物体に付着すると数日生きているという研究結果もあるみたい。

 家庭内で感染が起きるというのもこのあたりが原因ではないかなという気がします。そう思って改めて、日常生活で指先が触れる部分という事に注目すると、生活している限り実に様々な物に触れています。

 もしそこにウイルスがいて、手に付着した状態で、その指で口の周りを触ったり、その指をなめたり、眼をこすったりすればすぐに感染しそう。

 その危険を少しでも避けるためには、ともかく手洗いの頻度を増やすしかないように思います。



一番の感染予防


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