新規感染者数は減少傾向

2020.5.6

 JohnsHopkins大学の数値によれば、今日の日本の新型コロナの累計感染者数は15253名となっていて 、厚労省発表の数値15231名より若干多くなっています。

 この違いが生じる理由は、JohnsHopkins大学の数値はWHOの数値をもとにしているようなことが書かれていますが、ではWHOがどの数値を参考にしているのかが良く分かりません。

 厚労省が発表している数値も、実はどうやって計測しているのかという事が良く分かりません。保健所で把握している数のトータルという事なのかもしれませんが、現在は民間でも検査を行っている場合があるようで、そういった数値が含まれているのかどうかも不明です。

 まあ国の発表だからという事で信用せざるを得ないわけですが、意図的に変えようなんていう意思が働いたら、簡単に変わってしまう数値なのかなと思っています。

 というわけで発生当初から精力的に数字を発表しているJohnsHopkins大学の数値を参考にするようにしていますが、新聞に掲載される世界各国の感染者数も、この大学の数値を使っています。

 さてそんなことを念頭に置きながら、今日の日本の数値を見ると、昨日より175名増えて15253名。PCR検査そのものが、1週間を通して、毎日同じ数だけ実施されているわけではないようなので、感染者数の増減に毎日一喜一憂してもしょうがないのですが、増加人数が減少傾向にあることは間違いないようです。

日本の新規感染者数推移

 900名近い増加人数を記録したのは4/14ですが、それ以降減少傾向になっているのは間違いないです。しかしそれから22日たった今でも増加数が200名前後だとちょっと心もとない。

 個人的には全国に緊急事態宣言が出された4/16以降3週間が経過した、明日5/7以降の増加人数が大きく減少(具体的には100名前後)することを期待しています。

 ちなみにヤフーのページで、都道府県別の新規感染者数のグラフを見ると、ほとんどの県で新規感染者が一時期よりも減少しています。

 問題だなと感じるのは北海道と東京。それぞれの県の特殊な事情があるのかもしれませんが、この2県の取り組みと、住んでいる方の努力が、今後の日本の感染者数増加の数値を大きく左右することになりそうです。

 特に東京は、通勤で交通機関を利用せざるを得ない人が一定数いると思われ、ゴールデンウイークは人が減ったものの、明日からは復活しそうなので、その影響が心配です。



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