感染後の初期症状

2020.5.8

 今日のヤフーニュースで、「政府の対応 海外から批判続出」という記事が出ています。要するにPCR検査が少なすぎるという批判で、まあ批判されてもしょうがない。

 1月ぐらいから検査数不足が指摘されていましたが、国は医療体制を崩壊させないために検査を絞り込むとか、拡大時期を後ろにずらすとか、1日2万件を目標にして現在拡大中、と様々な言い訳をしてきました。

 しかし安倍総理が2万件と言いだしてからすでに数か月が経過。それでも一向に検査数が増えない。最近になってようやく増えない理由が提示されましたが、それが分かっていたなら、どうしてそれを解消する努力をしていなかったのか?

 努力をしていたというのかもしれませんが、現実の数値が2万件とは程遠いわけで、海外から批判を受けるのも当然だと思われます。

 しかしどうやら海外からの圧力や評判には弱いと思われる政権ですから、今後は少し本気になって検査数を増やすかも。とはいえ、いまだに検査もされずに自宅待機やホテル待機をしている患者さんがいるという報道を聞くと、実に心配。

 それが事実なら、きちんとすべてPCR検査が行われていれば、感染者数はさらに増えるという事になります。

 ちなみに一般庶民を対象にした血液検査で、3.3%の人に抗体が見つかったなんて言う神戸のニュースもありましたが、これをそのまま日本全体に拡大すると、日本の人口は1億2600万人ぐらいですから、3%だとしても378万人なります。

 PCR検査で分かった現在の感染者数は15000人ぐらいですから、なんとその250倍。抗体を持っている人という事ですから、すでに感染して症状が出ていない人という事のような気もしますが、感染したことがない人にとっては脅威の数値になりそう。

 日常的に接近遭遇する人の3%がウイルスを持っているかもしれないと考えると、今後も簡単に感染者が広がりそう。(当然自分自身が抗体を持っている可能性もあります)

 そういった現状を正しく把握するためにも検査数増が必要という事なのだと思います。

 というわけで、感染した場合の初期症状が気になるのですが、ネットで読んだ様々なニュースや体験記を読むと、以下のような症状が現れたら注意しないといけないようです。(私が調べた範囲です)

・ 37.5度前後の発熱
・ 体温の上下が激しい、夜上がる
・ 悪寒
・ 喉のイガイガ感
・ 目の痛み、充血
・ 頭痛
・ 腰痛
・ 関節痛
・ 寝汗
・ 咳
・ 味覚異常、嗅覚異常
・ 胸の痛み

 体験記を読むと、初期症状の多くは通常のインフルエンザと似ているようですが、今の暖かい時期だと通常のインフルエンザはほぼ終了していると思われます。

 さらにここからどのような経過を経て症状が悪化するのか?その見極めをどうするのか?どうやら血中酸素濃度の減少がポイントのようです。(続きます)



血中酸素濃度が重要


新型コロナ


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