感染拡大を左右する自然要因

2020.5.12

 今日の新型コロナ感染者数は、JohnsHopkins大学の数値によれば15847名で、昨日から70名増加。昨日は114名の増加だったので、再び感染拡大が始まったのかとちょっとがっくりしましたが、どうやら誤差の範囲内だったようです。

日本の新規感染者数推移

 国会では規制解除に向けた論戦が行われていますが、いまだに緩和に向けた数値が示されていないようです。

 経済活動との両立を図るために迂闊に数字は出せないという事なのだとは思いますが、なんかうやむやの状態で緩和が行われそう。

 一方、昨日は私の住んでいる埼玉県でも気温が30℃ぐらいになり、湿度も高いようでした。私は昼頃市民農園で少し除草等の作業を行い数kmを散歩してきましたが、太陽が照り付け結構暑い思いもしました。

 しかしウイルスは紫外線に弱いと個人的に思っているので、散歩は大事だと判断しています。日本はこれから梅雨期に突入しますが、ちょうど感染が減少して来た時期と重なります。

 自粛要請が効いて今の結果があると考えている人も多いと思いますが、気候要因で感染拡大の勢いが衰えたという考え方もあるのではと思っています。

 昨日はアメリカで感染拡大が衰えない要因について、ポイントになりそうなことを書きましたが、世界全体の感染状況を見て、気象や地理的条件その他の自然要因に付いて考慮すると以下のようなポイントがありそう。

・ 気温、湿度、降水量、標高
・ 晴天日数、紫外線量
・ 大気汚染の程度、風量
・ 人口、人口密度、輸送網
・ 性別、人種
・ 中国との国交

 これらの条件は、個人の努力ではどうにもならない要因です。一方アジア系の人はすでに抗体を持っている人が多いのではという研究もあるようで、ちょっと注目しています。



世界の死亡率を比較


新型コロナ


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