世界の死亡率を比較

2020.5.13

  国はこれ以上規制を続けると経済的な打撃が大きいと判断したのか、今日明日中に多くの県の規制を一部解除する方向で動いている感じです。

 確かに一時期の、1日で500人前後感染者数が増加するという状況から見ると、今は100名前後ですから、落ち着いてきたと言えそうです。

 ただ今日の感染者数増はJohnsHopkins大学の数値を見ると、昨日より121名増えて15968名となっているのに、厚労省が発表した数値を見ると、前日比50名増の15874名となっていて、差が大きい。

 規制緩和に向けて、もしかしたら数値を小さく見せているのかという疑いの気持ちをつい持ってしまいます。算出基準が違うのかもしれませんが、どこが違うのかが良く分かりません。

 一方あまり話題になりませんが、亡くなられた方は現在643名で、15968名の約4.0%。世界全体で亡くなられた方の割合は6.8%ですから、死亡率はかなり少ない

 ヨーロッパやアメリカ大陸の主な国のこの値を見ると、スペインが11.8%、イギリスが14.4%、イタリア14.0%、フランス15.1%、ドイツ4.5%、アメリカは6.0%、ブラジル7.0%となっています。

 一方アジア系では、中国が5.5%、インド3.3%、パキスタン2.2%、シンガポール0.1%、バングラデシュ1.5%、インドネシア6.8%、フィリピン6.6%、韓国2.4%となっていて、ともかくアジアの国は死亡率が低いです。

 感染者数も今のところアジアの国の方が一般的に少なくなっていて、これまた不思議。ただし最近はロシアが急増していて、今日はついに23万人を越えて、世界第2位の感染大国となりました。

 しかし死亡率は0.9%でかなり低いです。とはいえ感染が急拡大している現状を見ると、今後増える可能性はありそうです。

 それにしてもどうしてアジア系の死亡率が低いのか?ネットの記事では、実は昨年の暮れにすでにウイルスが世界中に拡散していたという指摘もあり、そのためアジア系の人は抗体を持っている人も多いのかも。

 またウイルスは実は三種類あって、それぞれ感染力や病気の程度も異なるとの指摘もあり、昨年の内に一番軽い症状のウイルスに感染した人は抗体ができているという指摘もあるみたいです。

 幸いにして私が住んでいる埼玉県は、他県より感染者数が多いものの、増加の勢いはだいぶ衰えているようなので、一時期より不安感も減ったように感じます。

 一方先日ナンバーカードを使うと給付金が早くもらえるという指摘もあったので、私も手持ちのスマホでトライしてみましたが、様々な個人情報や口座情報を入力し、最後の段階でとん挫。

 銀行の通帳の画像が何故か添付できず、その内「もう1回最初からやり直してください」と表示されてしまいます。まあ給付を急いでいるわけでもないので、文書で申告しようと思っていますが、なんか使いにくいアプリだなと感じました。



規制解除は早すぎる?


新型コロナ


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