解除後3週間で感染者数増?

2020.5.30

 今日の埼玉は朝から良い天気。いつもよりちょっと遅い7時頃起床。我が家は関越道から100mぐらい離れているのですが、風向きによって走っている車の騒音が聞こえてきます。

 この数か月は外出自粛要請が出されていたため、そういった騒音はほとんど聞こえてきませんでしたが、今日は少し交通量の増加を感じました。

 外出規制が解除されたからだと思いますが、いまだ他県間の移動は控えるように要請されていたはず。とはいえ、この天気だとビルばかりの東京方面から、自然の多い埼玉、群馬方面へ行きたいなという気持ちも良く分かります。
 
 私自身も他県間の規制が解除されれば圏央道を使って神奈川や静岡方面に行ってみたいなと思っています。ただどうやら感染拡大の第2波と思える兆候が一部の地域で出始めていることも事実。

 その意味では、ここが我慢のしどころ?とはいえ、これまで通り市民農園での農作業や、近隣のスーパーへ行くぐらいなら問題なさそう。
 
 自粛によって出歩かなくなって逆に運動不足になって健康を害する高齢者もいるようですから、それだと本末転倒。埼玉の場合は幸い感染者の増加が数名に抑えられているみたいですから、多少は安心できそう。

 とはいえ、東京方面からの移動が増えれば、当然感染確率も上がりそう。このウイルスの怖いところは、ウイルスを持っていても無症状だという人がいること。
 
 そういった人たちがあちこち歩き回って、いろいろなところに触ったり、くしゃみや咳をすれば、当然感染の可能性は増えそう。本人に自覚がないだけに、感染制御が難しく感じます。

 一方今日の新聞では、専門家会議で議事録を取っていない事が問題視されています。会議をやって議事録がないというのも実に不思議。

 尾見会長が時折専門家会議の内容を踏まえた会見を行っていますが、議事録がないという事はご本人がメモ書きをして、それをまとめて発表しているのでしょうか?

 政府は議事録を作ると自由な発言が制限されると言っているようですが、という事は無責任な発言も許されることになりそう。専門家と呼ばれる人たちですから、当然個人的な責任感で発言していると思われ、なんか政府側の言い訳にしか聞こえません。

 さて、今日の現時点での感染者数は16719名。昨日より36名増となっていますが、都道府県別の新規感染者数を見ると、北海道9名、東京10名、神奈川5名、福岡2名、千葉、大阪、奈良各1名で合計27名となり、上記36名とずれているので、どうも実態把握が難しいなと感じます。

 とはいえ日本全体で見ると、新規感染者が50名以下なのは10日間連続となり、心配していたゴールウイーク中の移動による感染拡大も懸念で終わったようで何より。

 となると次の心配は規制が解除された5/25から3週間後ぐらいの6月中旬という事になりそう。ちなみに感染対策がうまくいったと評価されているお隣韓国で外出自粛が解除されたのが5/6。

 ところがそれを見越して?5/1に遊びに出かけた若者から感染が拡大したことが話題になりました。その後あまり日本のニュースでは韓国の実態が取り上げられていないのですが、JohnsHopkins大学の数値で感染者数を見ると5/11ぐらいから1日の感染者数が30名を越える日が出てくるようになりました。

 韓国当局は改めて様々な感染防御対策をしたようで5/18には増加数が13名まで減少。ところが5/28は40名に増加。以後5/29は79名増、本日5/30は58名増となっています。

 というわけで規制を緩めた影響は、だいたい3週間後ぐらいに現れるということのようで、だとすれば日本は5/25の三週間後の6/15以降が危ないという事になります。

 以下5/1からの韓国の新規感染者数の増加人数で、横軸が5月の日付です。

韓国の新規感染者数推移



PCR検査の実効性


新型コロナ


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