感染対策の基本

2020.6.4

 私は老後の趣味の一つとして市民農園で家庭菜園を行っているのですが、ここのところちょうど新玉ねぎの収穫時期を迎え、先ほど5つほど収穫。

 一昨日はすでに収穫してあった新玉ねぎとカツオの和え物を作りましたが、ともかく歯ごたえも良く、いかにも体に良さそうという感じです。
 
 ネットで調べると、様々な効能が書かれていますので、新型コロナウイルスの感染予防にも大きな効果を発揮するのではと思っています。

 今日の毎日新聞朝刊のコラムに「中国対応に不満の声」というコラムが出ていました。どうやら初動が遅れ、感染拡大の危険性の指摘もいまいちだったWHOが、当初から中国の対応に不満を持っていたという記事です。

 一読すると分かりますが、やっぱりそうだったのかと頷ける部分も多い。ただアメリカがWHOの弱腰を批判して、資金提供をやめると言い出したことにより、ようやく詳細が分かってきたというようにも見えます。

 つまりWHOも情報収集に苦労していたという事のようですが、ある意味WHO側の責任転嫁というようにも見えます。とはいえ、中国も汚点をさらしたくないという気持ちもあったんだろうなという気もします。

 ただし中国当局は当然のように「報道は事実ではない」と内容を否定したようで、真相は不明。とはいえテドロス事務局長の一連の発言は、当初感染拡大を本気で警告しようとしていたとは思えないので、この点で多数の国が不満を持っているはず。

 しかしそれを持って、資金を引き揚げると宣言するトランプさんの姿勢は、やはり子供っぽい。現在アメリカは人種差別に抗議する運動が各地で起きていますが、それを鎮静化する手段も「軍を投入」と威嚇するもので、およそ先進国の大統領の振る舞いとは思えません。

 ガキ大将が、言うことを聞かない奴は鉄剣制裁だと言っているのに等しいように見えます。

 さて今日の日本の新型コロナ新規感染者数は16986名となっていて、昨日より52名の増加だそうで、やはり東京での感染拡大が目立ちます。

 様々なニュースを読んでいると、病院での集団感染を除くと、街中でうっかり感染してしまうというのはやはり会話による飛沫感染が多いように見えます。

 そこで改めて濃厚接触について考えているのですが、現在の定義はウイルス保持者(無症状も含む)との距離が1m以内、マスクなしで15分以上会話といった条件で発症した場合濃厚接触者という定義になるみたい。

 怖いのは無症状のウイルス保持者がいることや、症状が出る2日ぐらい前から他人に感染させる可能性があるという事。これを避けるために様々な3密防止対策がおこなれているわけで、当面これを守ることが感染防止には一番役立ちそうです。 



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