アジア系は死亡率も低い

2020.6.8

 今日の今現在の日本の新型コロナ累計感染者数は17174名となっていて、 昨日は私の記録では17103名だったので71名増加。相変わらず、50名前後の感染者増が続いています。

 5/25に全国的に規制が解除されて今日でちょうど2週間。一部の地域を除いて34県で規制が解除されたのが5/14なので、5/25ちょっと前から首都圏でも人出が増えていました。

 というわけで、今週が2次感染拡大が起きていればその兆候がはっきり見えてくる週という事になりそうなので、71名増というのはちょっと心配な数値です。

 有識者と呼ばれる人たちは、いろいろな数値を参照にして様々な見解を述べていますが、早い話が新規感染者数が連日100名を越すような事態になれば、二次感染拡大の兆候がはっきり表れた兆候だというように私は解釈しています。

 一方世界に目を向けると、世界全体の累計感染者数は遂に700万人を越えました。増加率は一時期連日1.1倍を越していましたが、5月に入ってからは差1.02倍程度に減少。

 しかし1.02倍を切る日は少ない。一方で感染者の母数は増えていますので、結果的に新たに感染する人の数は毎日15万人前後増えています。

 今日は亡くなられた方も全世界で40万人に達しました。日々の増加率は1.01倍程度で感染者の増加率よりは低くなっています。そのため死亡率は一時期7%を越していましたが、今は5.739%まで低下しています。

 1/18からの死亡率のグラフを作ると以下のようなグラフになります。4/14だけデータが抜け落ちているので、グラフの線がこの日途切れています。

新型コロナによる世界の死亡率

 ピークだったのは5/1で、この日は7.167%でした。今後もこの下落傾向が続いてくれることを祈っています。

 ちなみに日本の場合は亡くなられた方が916名で累計感染者数は17174名ですから、死亡率は5.333%で、平均的な世界の成績よりも良いという事になりそう。

 ただ一般にアジア系の国々は死亡率も低いみたい。この点については世界の科学者が「不思議だ?」と疑問に思っているようです。

 そんな中、5/19の読売新聞の記事で、すでに免疫を持っている人がいるのではという記事が出ています。以前から指摘されていたことですが、さらに最近発売された週刊誌でもこれについて説明した記事が出ていました。

 要するにアジア系には中国の人が以前から頻繁に訪れていたため、今の新型コロナに似たようなウイルスがすでに国内に入っていたため、免疫を獲得した人がいて、その人たちが感染爆発を防いだのではという考え方のようで、これは私も同感。

 あとはそういった免疫を自分が今持っていて、それが本当に新型コロナ感染時に活躍してくれるのかどうかということを知りたいなと思いますが、現状では知るすべはなさそう。

 という事はやはりこれまで通り、自身が感染しないように、そしてもしかしたら自分がすでにウイルスを所持している可能性もあるので、他人に感染させないようにという配慮が必要。

 ちなみにこういったことにいろいろ気を付けたせいか、この冬は通常のインフルエンザや一般的な風邪の症状も一切出ませんでした。



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