二次感染拡大まであとわずか?

2020.6.24

 ヤフーのページから厚労省の数値を確認すると、今現在の日本の累計感染者数は18024名。昨日が17968名だったので56名の増加。これで6/19以降、連続6日間50名増が続いています。
 
 また私が住んでいる埼玉県で、このところ増加が目立っています。埼玉県は5/10以降6/10に一時的に6名になった以外6/6まで、およそ一ヵ月ぐらい新規感染者数が4名以下で、時には0名という日もありました。

 ところが6/21に7名増、翌日の6/22は4名でしたが、6/23はなんと12名増。しかもこの12名がどこで発生したのかという事は調査中のようで、ちょっともどかしい。

 しかし新規感染者数のグラフを見ると、二次感染が始まったのではという不安を感じます。

 またヤフーニュースには産経新聞からの記事として、東京都で新たに55人の感染確認という記事も出ています。国では、その理由として「濃厚接触者が積極的に検査を受けた結果」だとしていますが、私には経済活動再開のための言い訳のように聞こえます。

 一方世界に目を向けると、アメリカの新規感染者数が今日は36603名の増加となり、4月の頃の数値に戻った感じです。理由は良く分かりませんが、経済活動再開に伴ったものではないかなという気がします。

 というわけで、アメリカの今日の累計感染者数は2346937名という途方もない大きな数値になっています。

 しかしそれを急激に追いかけているのがブラジル。今日は41345名の増加で、累計感染者数は1145906名。アメリカの半分ぐらいの数になっています。

 両者の3/9からの累計感染者数の変化をグラフにすると以下のような感じになり、ブラジルが急接近している様子が良く分かります。

アメリカとブラジルの累計感染者数

 ちなみにいったん終息したかに見えた中国でも、6/15以降新規感染者数が毎日11〜71名の範囲で増えています。またお隣韓国も同様ですが、こちらは5/28以降から、ほぼ一か月に渡ってほぼ毎日30〜100名程度増えている感じ。

 何を言いたいのかと言うと、要するに経済活動を再開すると、当たり前ですが感染者の増加が目立つようになるという事です。

 しかも最近のマスコミから漏れ聞こえてくる報道では、二次感染の拡大の方が被害が大きくなるという話も多い。今のところ、「まさか2次感染の方が被害が大きくなるなんてありえないのでは?」という気もするのですが、専門家と呼ばれる人たちも警戒しているみたい。

 だとすれば、庶民は活動再開に浮かれてはならないと思わないといけない。というわけで、結論は昨日と同じ、「正しく怖れる」ということになりそうです。



秋以降の感染拡大が心配


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