秋以降の感染拡大が心配

2020.6.25

  埼玉県は朝方少し強い雨が降っていましたが、今は上がっています。その影響かどうかは分かりませんが、気温はかなり低め。Tシャツだと寒く感じたので、半袖シャツに着替えました。

 今日の日本の新型頃感染者数は、10時過ぎの時点で昨日と同じ18024名でしたが、今見たら18110名となっていて、86名の増加。ただ厚労省のページでは96名増となっています。

 5/25に国内の規制が解除されて今日でちょうど一ヵ月。この一か月で全国で増えた人数は1500人ぐらい。その半数は東京都という記事も出ています。

 また全国で集団感染とみられる発生が27か所ということですが目立つのが接待を伴う夜の飲食店やカラオケ、パーティ等だそうで、逆に言えばこれらの場所を避ければ感染確率は下がりそうです。

 ちなみに常に名前が出るのがホストクラブ。男性従業員が女性客の相手をするバーのような形態の店と解釈していますが、不思議なのは、女性が男性客の相手をするキャバクラという名前が出てこないこと。

 私自身キャバクラ等の利用経験はないので、いったいどんな感じの店なのか想像でしか書けませんが、ホストまたはホステスとお客さんの親密度はそれほど違わないのではと勝手に想像しています。

 しかし、クラスターが発生した店として名前が出るのはホストクラブばっかりで、実に不思議です。また一時期常にやり玉に上がっていたパチンコ店でのクラスター発生という話もほとんど出てきません。

 もしかするとパチンコ屋さんやキャバクラに行って感染したというのは、世間体が悪いので感染経路不明に分類されているのかなという気もするのですが、プライバシーの問題もあるものの、他者への感染というリスクを考えると、もう少し感染経路不明者が減ってもいいのではという気もします。

 5/1からの日本の新規感染者数の推移は以下の通り。規制が解除された一か月前の5/25は横軸の25の位置。皮肉なことに、この日を境に少しずつですが新規感染者数が増えていることが良く分かります。

5/1からの日本の新規感染者数の推移

 一方世界各国の状況はどうかと言うと、アメリカ、ブラジル、インドは相変わらず感染拡大中。もしかすると増大傾向かも。ロシアは累計感染者数が60万名を越えていますが、ここにきてほんの少し増加の勢いが鈍ってきた感じです。

 またブラジル以外の南米の国、ペルー26.5万人ぐらい、チリ25.4万人ぐらい、アルゼンチン約5万人も増加中。ちなみに地球は夏至を通過。

 これから数か月、北半球は暖かくなるので、北半球での感染拡大がこれまでより抑制されることを期待しているのですが、今のところ顕著な抑制効果は見られない感じです。

 逆に南半球の主要国であるブラジル、アルゼンチン、チリ、南アフリカで感染が拡大中ですから、日本も秋以降、専門家の皆さんが指摘するように二次感染、若しくは三次感染の波が押し寄せるのではないかという不安も感じます。



クラスターが発生しやすい場所


新型コロナ


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