感染を避けて経済再開は可能?

2020.6.30

 今日の現時点での日本の新型コロナ累計感染者数は 18593名。午前中の数字は18476名だったので、単純計算で117名の増加となりますが、ヤフーに掲載された厚労省発表の数値は111名増となっています。

 上記リンク先ページで、新規感染者数のグラフを見ると、ここ一週間で急増していることも良く分かります。また累計感染者数のグラフを見ると、あたりまえですが、1週間ほど前からグラフの傾きが少しきつくなってきた感じ。

 個人的には同じグラフの3月下旬の頃の上昇開始時期と同じようなグラフに見えます。つまり手をこまねいていれば、感染は今後拡大する兆候が見られるという事ですが、経済再開を重視している国や東京は、事態を甘く見ているような気もします。

 とはいえ、経済が持ち直さないと、不況に突入し、それがもとで生きる目的を失ったり、家計が破綻したりして命を失うなんて言う人もでてくるはず。

 結局その匙加減をどうするかというのが、経済再開時には常に突き当たる問題であることも確か。そんな環境の中で庶民はどうやって生きていくのか?

 感染することを避けつつ、何とか家計を維持する方法なんてことを考えると、やはり自分の行動様式を見直し、感染の機会を極力減らすしかない。

 一方で、無駄な出費は極力控えるという節約生活に徹しないといけない。そう考えると、今感染が拡大しているらしい夜の飲み会参加は出来る限り控えた方が良さそう。

 もとより私の場合は、すでに退職して年金暮らしになっていますから飲み会参加なんて言う機会は減っているわけですから心配する必要はなさそうですが、息子がこういった会合に出席し感染し、家庭内感染という確率はありそう。

 てなことを考えて、息子に「飲み会なんて参加するな。カラオケに行くのもやめろ」なんて強制するのも、自分の若いころを振り返ると、親の勝手な言い分であるような気もします。

 「困ったもんだ」と思っていますが、日本中のほとんどの家庭でこういった問題を抱えるようになっているのかも。しかも私のように考える人が増えて、節約自粛生活に徹すれば、日本の経済そのものも回らなくなるはず。

 国としてはそういった状況は避けたい。その結果選べる選択肢は、医療機関に余裕がある限り、多少感染者が増えるのは覚悟して、経済を再開とせざるを得ない?

 と思いつつ、今ヤフーの最新ニュースを見たら、中国で新しい型のインフルエンザが見つかったとか。今の新型コロナの始まりと似たような雰囲気を感じますが、致命的なインフルエンザでないことを願っています。



世界で新規感染者数が増加


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