アメリカの感染者が激増

2020.7.2

 今日の埼玉は朝から良い天気。気温もまだ低めで過ごしやすい。しかし明日からはまた雨模様。貴重な晴れ間の1日をどう過ごすか、ちょっと悩んでいます。

 今日の世界の新型コロナ新規感染者数は10653987名(JohnsHopkins大学の数値)となっていて、昨日からの増加人数は約22万名。いよいよ恒常的に毎日20万名増となる日が近づいた感じ。

 昨日掲載したグラフに、昨日の16万名増、今日の20万名越えの数値を書き加えると、増加が加速していることは間違いなさそう。ただこの20万名の中の5.3万名はアメリが占めています。

 今日のアメリカの増加人数は遂に5万名越えの52898名。たった1日で、日本の累計感染者数18723名の2.8倍の方が感染したという事になります。

 またブラジルも悲惨。今日の感染者数は1448753名で、新規感染者数は46712名。アメリカとブラジルだけで世界の新規感染者の半数近くを占めています。

 この状況に強気だったトランプ大統領も、さすがにマスクの必要性を感じたようで、マスク着用を呼びかけ始めたみたい。実際時折ニュースで流れるアメリカの現状を報道する番組の映像を見ても、マスク着用率はかなり低い感じ。

 マスクを着用すれば感染拡大が完全に防御できるとは思っていませんが、これまで調べた私の知識の範囲でも、唾液等による飛沫感染の防止効果は一定程度あると思っています。

 しかし面倒なのは、アメリカが今日からマスク着用率を100%にしたとしても、その効果は2〜3週間後にならないと現れないという事です。

 その間の仮に20日間、今の勢いで増加が拡大すると、累積感染者数は500万人を越えているかも。とてもじゃないけど経済再開は無謀という気もします。

 一方今日の毎日新聞朝刊の経済観測というコラムでは、感染拡大が進んでいるフロリダで、感染可視化ツールを開発していた方が州から解雇されたという記事が出ています。

 どうやら経済再開に伴って、都合の悪いデータは公開しないようにという当局からの圧力があったみたいで、これが本当なら大問題になりそう。

 日本でも急に専門家会議の廃止が決まったり、東京都は規制再開のルールを変更したりしていますが、なんか現状の経済再開に向けてルールを変えているようにも感じられ、かなり心配です。

 なお今日の朝刊には「マスクと感染リスク」という記事もあって、これは結構分かりやすい説明だと感じました。猛暑の夏を乗り切るために、マスク着用はどこまで必要かというヒントになっている気がします。



日本でも感染者が増加中


新型コロナ


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