再規制の必要性

2020.7.6

  ヤフーで発表される厚労省からの累計感染者数は、現時点では19522名。これは昨日の午後の数値と同じ。発表された時間を見ると、10時となっているので、毎日11時頃に更新されるみたいです。

 というわけで今日もまもなく発表されるのではと思っていますが、200名以上増えるのは間違いなさそう。そういった状況を見ると、再規制もやむを得ないかという気もするのですが、どうやらベッド数にまだ余裕があるとのことで規制再開はしないみたい。

 まあ一度手綱を緩めてしまえば、それを再度引き締めるためには大きな努力が必要な気もします。まだすでに様々な給付を行っているのに、ここで再規制となると、また給付を行う必要が出てきそう。

 となるとさらに赤字国債を発行し続けなくてはいけないということで、それでなくても借金の多い国家財政が、さらに逼迫することは間違いない。

 そういった国や地方公共団体の視点で眺めると、もう再規制というのは、できればやりたくないというのが本音だと思われます。だとすれば、何か再規制を行わない理由を考えないといけない。

 その結果たどり着いたのが病床数に余裕があるという説明なのかも。確かに3月に感染が拡大した時期に比べれば、病院での隔離方法も改善され、病院でクラスターが発生という話も聞かなくなりました。

 また病気に対する症例も増え、軽い症状で回復する人も増えているのかもしれません。しかし問題は、この病気は2週間後にその影響が現れるというタイムラグがあること。

 つまり現状を放置すれば2週間後にもっと感染者が増えていることは間違いない。その時に病床が足りているのかという視点が必要だと思われます。

 つまり「現状は病床数が足りている」という説明では説得力不足のような気がするという事です。またこの説明では、以前も書きましたが、裏を返せば病床数が足りている限り、患者が増えても構わないという事になり、健康弱者の私はますます心配になります。

 しかし国家財政や地方財政の窮状も理解できますので、確かに悩ましい問題であることは間違いない。となると結論は一つ。個人的に、これまで同様の自粛生活を続けるしかないという事になります。

 とはいえ実際には規制があっても外出することは可能でしたから、今後も必要に応じて市民農園での作業やスーパーでの買い物は続けるつもり。

 また人がほとんどいない市民農園周辺の散策も運動不足解消のために続けるつもりです。早い話が自己責任で感染を避けながら、一定程度の外出や運動を行うしかない。

 旅行好きの私にとっては、ちょっとばかし息の詰まる毎日ですが、しょうがない。問題はこれがいつまで続くかですが、国や地方の規制が行われなければ、今後も拡大傾向は続くはず。

 すでに半年ぐらいこういった自粛生活が続いていますが、現状では少なくともさらに半年、若しくは冬場になってさらに感染が拡大すれば1年という期間も視野に入れないといけないなと考えるようになっています。

 と書いたところで累計感染者数を見たら、19775名となっていて、253名の増加。増加率、増加人数共にじわじわと増えています。



三つの研究結果


新型コロナ


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