アメリカとブラジルの感染状況

2020.7.8

 九州で始まった豪雨災害は、今日は信州方面にも拡大。すでにいくつかの河川が氾濫というニュースも出ています。ヤフー天気の雨雲情報を見ると、今は栃木から福島にかけて強い雨が降っているみたい。

 埼玉は今日の夜までは小康状態が続くみたいでちょっと安心。昨日ウォーキングを兼ねて我が家の近くを流れている川の様子を確認してきました。

 例年より水量も多く川幅も広がっている感じですが、とんでもない豪雨にでもならない限り、氾濫はしないだろうなと思えてちょっと安心。しかし昨年は台風による豪雨で近隣で河川氾濫があったので、いつもより少し警戒しています。

 今日の日本の新型コロナ累計感染者数は、昨日の19991名から20202名となり、211名の増加。遂に累計で2万名を突破。また5日間連続で毎日200名以上の増加。

 現状は手をこまねいていればどんどん拡大が続きそうな気配です。そういった現状を反映してか人出も少し減っているようですが、そうなると今度は経済が停滞。

 とはいえ、専門家の当初の予想通り、感染拡大は今後数年続くこともあり得るなと思うようになってきました。

 これまでは、私自身夏には少し落ち着くのではと思っていましたが、落ち着くと同時に規制緩和したのでは、今後も落ち着かない状況が続くと考えた方が良さそうです。

 一方日本以上に悲惨なのがアメリカ。トランプ大統領は遂にWHO脱退を正式に決めて通知したそうですが、実に子供じみた振る舞いだなという気もします。

 確かにWHOの初動は遅れ気味で、なおかつ感染拡大への警告も甘かったような気もしますが、だから脱退というのも短絡的。トランプ大統領の決断を諫める側近はいなかったのでしょうか。

 アメリカの場合は、むしろWHOに強く働きかけて世界的な感染拡大抑止に努めるべきだと思うのですが、どうも違うみたい。たぶん選挙を意識して、外に敵を作って国内の問題から目をそらすという意識もあるのではという気がします。

 ちなみに今日のアメリカの新規感染者数は、遂に6万名を突破して累計感染者数は300万名近くに達しました。2/22からの累計感染者数のグラフを作ると、いったい終息はどうなるんだろう?と不安になります。

アメリカの累計感染者数の推移

 一方トランプさん同様に、新型コロナに対して強気?の姿勢を貫いてきたブラジルのボルソナル大統領が感染したことを発表。症状は軽いそうですが、こうなると政権中枢にも被害が及びそうです。

 ちなみにブラジルは世界第2位の感染大国となっていて、日々の新規感染者数は2〜5万名。累計感染者数は約167万人。アメリカとブラジルだけで、世界の感染者の約38%を占めています。

 3/9からの累計感染者数の推移は以下の通り、ここにきて増加の勢いが増している感じです。(数値はJohnsHopkins大学の数値を参考にしています)

ブラジルの累計感染者数の推移。



新型コロナは浪費経済への警告


新型コロナ


表紙に戻る