新型コロナは浪費経済への警告

2020.7.9

 今日は6時過ぎに起きた強い地震で起こされました。ちょうどうつらうつらしていた時間帯で、突然突き上げるような振動のあと、大きめの横揺れが続きました。

 新型コロナに加えて豪雨、突風と続き、今度は地震ですから、さすが災害列島なんて言ってる場合ではないですね。しかしここにきて、人類が次々と自然破壊をしてきたツケが一気に回ってきたような気もします。

 地球が悲鳴を上げていると言っても良さそう。これまでは見向きもされなかった土地で開発が行われれば新しい伝染病が広がり、二酸化炭素をどんどん排出すれば大きな気候変動

 さらに世界の果てまで耕作が進めば、温暖化と相まってバッタの異常発生。とんでもないことが始まっているような気もします。

 別に終末論を信じるわけではありませんが、恐竜がある時期自然環境の激変で絶滅したように、もしかすると人類もあと100年ぐらいで・・・という事になるのかもという不安も感じます。

 物事はテンションをかけ続けると、しばらくは頑張ることができますが、ある一点を越えると突然崩壊というのは、身近でもよく見る現象です。

 人類が新型コロナの感染拡大によってテレワークを推進せざるを得ないという状況は、浪費によって成り立っている経済活動に対する警告なのかもしれないなとも感じます。

 人が生きていくためには、本来は住む場所と食料があればいいだけですが、それに充実した豊かな生活という修飾語をつけて、そのために浪費を促すという今の経済活動は限界なのかもと思わざるを得ません。

 というか、現状は海外旅行にも行けず、夜遊びにも行けず、自宅で仕事をしていればよい、ということで、自粛生活=最低限の経済活動となり、本来生きていくだけなら必要ない外食産業や夜の街産業に影響が大きくなっているような気もします。

 つまり浪費で成り立っている今の経済活動を根本から見直さないと、この新型コロナをきっかけにした危機は乗り越えられないような気がしてきました。

 だとすると、旧態依然たる、浪費によって経済を活性化させたいと考えている国の方針は方向性が違うような気もします。とはいえ与党も野党も主張している内容は大同小異。

 若い人の柔軟な発想による社会構造の変革が求められているのかもしれません。

 今日の日本の新型コロナ累計感染者数は20202名から20406名に増加。私の記録では、これで新規感染者数が6日連続の200名越え。

 しかも私が生活している埼玉県でも感染者が増えているようで、大野知事もちょっと不安を感じている様子です。

 さらに最近の研究で「空気感染」もあり得るという結果が得られたみたいで、こうなると既存の不織布マスクでは、感染を防御できないという事になりそう。

 ではどうしたらよいのか?空気感染があり得るとしたら、感染確率を減らすためには出歩く回数を減らすしかない。無症状でもウイルス保持者は呼吸だけで他者に感染させる場合があるという事ですから、これはかなり大きな問題です。



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