家庭内の対策

2020.7.10

 今日の日本の新型コロナ累計感染者数は20761名。昨日が20406名だったので、単純計算で355名の増加。7/3から7/9まで7日間連続で200名前後の増加だったのに今日は355名ということでいきなり増加。

 ヤフーニュースからリンクしている厚労省発表の新規感染者数のグラフを見ると、明らかに増加傾向が見て取れます。まさに4月初めの頃と同じような増加です。

 「いよいよ二次感染拡大が始まったな」という印象ですが、これが一過性のものである可能性もわずかにあります。というかそうあって欲しいと願っていたのですが、先ほど東京都今日の新しい数値を発表。
 
 それによれば今日は243人増だったそうで、昨日の224人より19名増えました。当然ながら東京周辺の県でも増加傾向だろうなあと思うのですが、明日発表される日本全体の増加数は400名弱となり、累計感染者数は21000名を越えることになりそうです。(単純に比例計算をしました)

 ただし増加した243名は、その8割が20代、30代の若者だそうで、集団検査で明らかになったということで、症状は軽いか無症状の可能性が大きそうです。

 こうゆう話を聞くと、やっぱり規制緩和に伴って街に繰り出した若者が感染したと考えるのが妥当?

 まあこの年代は仕事のストレスを飲み会等で発散するのが限りなく楽しい年代ですから、規制が緩和されればそうなることは間違いなかったとも言えそうです。
 
 しかし若者の間で飲み会や会食を通して感染が広がったとはいえ、感染が広がるためには感染源と思われる人がいたことも事実。

 つまり無症状で飲み会に参加して、大いに騒いで飛沫感染したと考えられるわけですが、質が悪いのは、そもそも無症状者にウイルス保持者がいた可能性があるという事です。

 そういった人たちは、今も街のあちこちでごく普通の生活をしているはずで、その人たちが何気なく接する人たちの間で感染が広がりそう。
 
 そういった状況が増えているので、感染経路不明という事例も増えているのではという気がします。しかしこうなると、健康弱者の私が感染を避けるための方法は限られそう。
 
 そもそも我が家は父子家庭で息子との二人暮らしですから、息子が感染する確率も否定できません。しかし感染しても無症状だったら、息子との日常の会話で感染するかもしれません。
 
 しかし息子のあとを付け回し、感染も確認されていないのに、家の中をあちこちアルコール消毒するのもなんか病的というか神経症的な感じもします。
 
 とはいえ、感染する場合は15分以上の会話という条件もあるみたいですから、食事は手早く済ませ、なるべく会話は小声で、必要最低限のことだけを話すという行動様式の変更も必要なのかもしれません。
 
 ただしそうなると今度は家族のコミュニケーションが断たれるわけで、家族によっては孤立する人が出てしまうかも。幸いに我が家は息子も私もそれほど多弁ではないので、あまり神経質に構えることはなさそうですが、たかがコロナでここまで心配する必要があるとはなんともはや、という印象です。

 ちなみに世界の感染者も激増中。上記リンク先ページの下部には世界の日々の新規感染者数のグラフも出ていますが、5月下旬以降は日々の感染者増加数が、それまでの8万名前後から急速に増加中。

 最近は1日で20万名を越える日が続出しています。増えているのは、アメリカやブラジル、インド、ロシアといった国に加えて、最近はペルー、チリといった国の感染者が増加中。

 それに比べれば日本は、と考えると多少気が紛れますが、とんでもないことになりつつあるのは間違いなさそうです。



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