世界の感染拡大状況

2020.7.27

 今日の日本の新型コロナ累計感染者数は30662名となり、遂に3万名を越えました。アメリカの感染者数はすでに400万名を越していますから、まだまだ少ないとは言えそう。

 累計感染者数が多い国は、第二位がブラジルで240万名以上、以下インドが138万名、ロシアが81万名、南アフリカが44万名、メキシコが39万名、ペルーが37万名、チリが34万名、イギリス30万名、イラン29万名となっていて、これが現在の世界のワースト10。

 日本は55位。ただ一頃もう少し下位にいたのですが、このところの感染拡大で順位が少し上がりました。ちなみに中国は8.6万名ぐらいですが、ここ数日150名前後の増加数になっています。

 中国は西からバッタの襲来を受け、さらに長引く豪雨の関係で避難者も続出。という事は避難先で3密状態も発生しているはずで、もしかするとここ数日の増加はそういった影響があるのかもと思っています。

 またお隣韓国は1.4万名で日本の半分以下。ただここのところ時折100名前後の感染者数増が発表されることがあり、やはり経済再開後の感染拡大は避けられないみたい。

 しかしそういった周辺国の中というか、感染者数の増加が抑えられてきたアジアの国の中では、日本の800名前後の増加というのはかなり大きい数字です。

 インドやパキスタン、バングラデシュでも感染拡大は続いていますが、それより東の国ではインドネシアが9.8万名と目立っていて、しかも減少する傾向も見られません。3/11からの推移は以下の通りです。

インドネシアの累計感染者数の推移

 次がフィリピンで8万名。3/10からの累計感染者数のグラフを作ろ以下のような感じ。これまたインドネシアと同様で拡大傾向。

フィリピンの累計感染者数の推移

 他にシンガポールが5万名。シンガポールそのものは小さな国なので、これほど感染が拡大するとは思っていませんでした。その後日本の3万名、ネパールの1.8万名、韓国の1.4万名、タイの3千名と続きます。

 こういった情勢を見ていると、日本はまだ軽症?だという気もしますが、明後日以降の増加数がどうなるか?リンク先ページ下部の新規感染者数のグラフを見ると、今は二次感染拡大の4回目の増加週。

 次が5回目の拡大となりますが、どうなるのか。簡単に1000名を越えてくるような気もします。



検査数増加の影響


新型コロナ


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