3密以外に出来る対策

2020.8.9

 今日の日本の新型コロナ累計感染者数は47463名。私の記録では昨日より1569名の増加。ヤフーに掲載されている厚労省の数値では1568名の増加。

 明日以降は土日の検査数の関係で減少することが多いので、とりあえず最大1600名増加という数値がここ1週間のピークになった感じです。

 一時は新規感染者数のグラフを見て、場合によっては2000名を越えるのではと想像していました。また、テレビでは今日も1600名近い増加と騒いでいますが、個人的には少し落ち着いてきたなという感想を持っています。

 ただし特定の都道府県では、新規感染者数がこれまでで最大になっていますから、感染者数増加という観点だけから見るとまだまだ油断できない感じ。

 ちなみに昨日も書きましたが、感染者の増加数の割に死亡者が少ないのは朗報。理由を私なりに考えてみると
 
・ 医療従事者の努力
・ 高温多湿や夏場の強力な紫外線
・ 3密対策の浸透
・ 検査件数の増加
・ ウイルス自体の遺伝子の変容
 
と言ったことなのかなと想像していますが、どれが一番大きな影響力を持っているのかは不明。
 
 ちなみに、検査体制の拡充と共に「無症状でも濃厚接触者は検査する」という事例が増えてきた影響もあるのかなという気ははしています。

 そんな中、沖縄の歓楽街で無差別の集団検査を行ったところ、2000人余りの検査で陽性が86人という結果だったようで、率にして4.1%。陽性率の高さにびっくりです。

 しかも大半が軽症か無症状ということらしいので、こういった場所で遊んでいるときは、身の回りに25人の人がいたら、そのうちの1人はウイルスを所持しているということになります。
 
 ではそんな環境ですぐに感染が起きてしまうのか、ということが気になるわけですが、結局このコロナ騒動が始まってからず〜っと気になっていることが一つあります。

 それは濃厚接触の濃厚とはどういうことかということ。濃厚の反対語は無だと思うのですが、現実はその中間の状態というのが無数にあるはず。
 
 つまりちょっとだけ接触という状態。これは具体的にどういう状態なのか?結局感染というのはウイルスを体内に取り込んでしまうことによって起きるわけですが、コロナウイルスを1個でも取り込んだら感染なのか?
 
 10個それとも100個、1000個と考えていくわけですが、実際に感染したウイルス数を数えることは出来ないはずで、しかも人間一人一人が持っている免疫力で、多少のウイルスは駆逐されている筈。
 
 ということは取り込むウイルス量が無茶苦茶多いとか、たまたま取り込んだ人が不健康な状態で免疫力が落ちていた、という場合に、体内でウイルスが増殖、つまり感染ということになりそう。
 
 そう考えると、3密対策というのは、今更ですが、取り込むウイルスの数を出来るだけ減らすという対策であるように思えます。

 では今後の日常生活で、さらに取り込むウイルスを減らすにはどうしたらよいかと考えると、外出時に3密対策以外で出来ることは、出来るだけ「繁華街に行かない」「触らない」「マスクなしでしゃべらない」を心がけ、帰宅したらすぐに手洗い、うがいが最大の防御かなという気がしてきました。



感染対策の効果?


新型コロナ(2)


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