感染対策の効果?

2020.8.10

 今日発表されている新型コロナ累計感染者数は48907名なので、昨日からの増加数は1444名。これは厚労省発表の数値とも一致します。

 ということはこの一週間の新規感染者数の最高値は8/7に記録した1605名。何回か書きましたが、当初新規感染者数のグラフを見てグラフの増加数の流れを見る限り、2000名を越して場合によっては2400名に達するのではと思っていました。

 まあグラフを見た限りの予測ですから、もともとそれほど根拠はなかったわけですが、幸いにも予測は大きく外れて、先々週並みの増加数に落ち着いたということになりそう。

 原因は何か?テレビやネットでも、最近は様々な考え方や情報が伝わって、徐々にではありますが、私も含めて、一般庶民の感染対策の知識が増えているように感じています。

 実際、7月末の4連休も出かける人はいたものの、4連休にしては出かけた人数も少なかったようです。また受け入れ先の観光地でも事前に感染対策をしっかり行い、旅行者もその対策をきちんと受け入れたという結果かなと思っています。

 ただ行った先でつい開放的になってしまうような場所では一部感染拡大があったようですから、逆に感染対策を意識しない場合は感染拡大が今でも簡単に起こるという証拠になったような気もします。

 ちなみにマスコミはあまり報道してませんが、全世界の新規感染者数も最近ようやく増加の勢いが鈍り、一定数に達したように見えます。

世界の新規感染者数の推移

 また以前も少し書きましたが、全世界の死亡者数を累計感染者数で割り算した死亡率(正確な定義ではないような気もしますが)は、5月初めをピークにして一貫して下落しています。

世界の感染者死亡率

 これを見ると、世界的にも感染は収まってきて、重症化する人も減っているのではという気がします。ただし減少している傾向は見えますが、ある程度から先は、なかなか下がらないようにも見えます。

 日本の場合は現在のこの数値は2.14%ぐらいですから、重症化する人は少ないという言い方にも一定の根拠はあるようにも思います。

 しかしこれらは世界的視野若しくは日本全体を見ての傾向であって、自分自身が感染して重症化する確率はあるわけで、先行き少し明るい見通しが見えてきたなとは思っていますが、その間自分が感染しないようにしないといけない。
 
 というわけで、昨日も書いたような対策をもうしばらく続ける必要がありそう。ただやった方が良いことが少しずつ分かってきたので、それなら短時間の都内への往復とか、ちょっとした旅行等にも行けそうだなと思うようになってきました。



感染者数と陽性者数の違い


新型コロナ(2)


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