ワイドショーは視聴率重視?

2020.8.13

 猛暑の埼玉です。ただ昨日は夕方からあちこちでゲリラ豪雨があったみたいで、夜間は気温がわずかに下がった感じ。ただ昼間は35℃ぐらいあったみたいなので、その差はわずか。

 夜間は当然のようにエアコン利用でしたが、朝起きると体がだるい。熱中症とまではいきませんが、梅雨明け以来の猛暑による疲労が体に蓄積されている感じです。

 今日の日本の新型コロナ累積感染者数は51424名で、昨日より1000名弱の増加。リンク先ページで新規感染者数のグラフを見ると、増えたとはいえ1000名程度にとどまっているので、そこからグラフの形状を見て勝手に予想すると、今週の最高値は1200名ぐらい?

 まああくまでグラフの形を見ているだけですので、理論的根拠は全くありません。ちなみに残念ながら亡くなられた方は5名増加して1065名。

 この増加数は感染者数の増加に比べるとかなり少ない。また重症者の数も時々報道されていますが、あまり強調されない。ネットの情報をいろいろ調べてみると、感染者(陽性者)が増えているのは、検査数が増えたから当然という見方が多い。

 一方重症者数や死亡者数は、感染者数(陽性者数)に比べてあまり増えていないというのが実態みたい。ということは、私も含めてこの新型コロナの感染が拡大して、自分自身が重症化するかもと感じている不安はいったいどこから来ているのか?

 テレビのワイドショーでは毎日毎日陽性者数ではなく、感染者数○○名という語句が強調され、専門家と称する人が、現在の拡大状況を憂える様々なコメントを出していますが、よく聞いているとその内容は従来のものばかり。

 また、この拡大が続けば2週間後には重症者が増えると言われて、すでに一か月が経過しているものの、実際には重症者はそれほど増えていないみたい。

 だとすると、政府が行っているgotoキャンペーンはある意味正しい部分もあるのかもと最近思えてきました。一方逆にテレビが危機を煽る理由が知りたくなります。

 改めてネットで調べてみると、危機だけを煽るようなワイドショーの姿勢に批判も多く出ていますね。要するにテレビの場合は視聴率が命ですから、一般庶民が見たいと思えるような番組を作ることになりそう。

 そうすると、本当の意味で専門的な見解を説明するような専門家の専門用語が並べられるような意見は煙たがれ、一般視聴者がこうではないかと簡単に納得できるような発言が多くなりそう。

 つまりテレビを見て、「なるほど私の考え方は正しかったんだ、今は危険だ」と納得するというパターンです。この辺り私自身もまだ悩ましく感じている部分もあるので、ちょっと考え方を整理しないといけないなという気になってきました。

 ただ、だから現状は安全、gotoトラベルOKと言うつもりはありません。以前と同じぐらいの死亡者、重症者が存在することは間違いないわけで、なおかつ回復後の後遺症で悩む人もいるみたいですから、自身が感染しないような努力をすることは今後も必要。

 とはいえ、感染を恐れて家にこもっていると、かえって運動不足になりそう。また最近は室内での熱中症の危険も指摘されています。

 さらに言えば、突発的に自分がコロナ以外の大病を患ったり、それこそ交通事故にあったり、自然災害にあったりする確率もあるわけで、それらを総合的に見て、コロナの危機はどのくらいなのかという視点も必要なのかもしれません。



コロナとインフルエンザを比較


新型コロナ(2)


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