感染確率を下げる

2020.8.26

 昨日は銀座まで行ってきました。都内に行くのも電車に乗るのも本当に久しぶり。相変わらず券売機で切符を買っていますが、券売機に表示されるメニューを見ても、最初にどこをタッチすれば良いのかしばし悩みました。

 こうやって高齢者は文明から徐々に取り残されていくんだろうなという気もします。午後の時間帯の移動だったので、車内は空いていて都心まで座っていくことができました。

 60歳ぐらいまでは、車内では立って行くのが当たり前と思っていましたが、最近は乗車時間が長くなると「座りたいな」と思うような気持ちも芽生えるようになりました。

 65歳ぐらいのとき、バンコクの鉄道に乗車したら目の前に座っていた若者がすぐに立ち上がって席を譲ってくれびっくり。それまでは席を譲られた経験がありませんでした。

 一瞬どうしようか悩みましたが、断るのも国際感覚としてよくないだろうと思って「サンキュー」と言って着席。しかしバンコクの若者からは高齢者に見えるんだということが良く分かりました。

 日本でこれまで席を譲られた経験はナシ。譲った経験も若いとき以外ナシ。シルバーシートに座った経験もナシ。しかし四捨五入すれば70歳という年齢になって、改めてシルバーシートの利用もありかなと最近思うようになっています。

 しかし今回の鉄道利用ではシルバーシートの利用はなしです。車内ではマスク着用率が100%。日本人のマナーはすごいなと感心しました。

 今日の日本の新型コロナ累計感染者数は63999名。昨日から718名の増加。昨日の493名よりは増えましたが、ほぼ予想の範囲内。この調子だとピークはやはり1000名前後になりそう。

 新規感染者数のグラフを見ると、波うちながら順調に下降。この数字が二週間前ぐらいに感染した人の数で、この下落傾向が継続していれば、今日たまたま感染してしまう人はさらに少ないはず。

 どうして下がってきたのか?巷ではいろいろな見解が取りざたされていますが、基本的には感染を避ける方法が一般の人たちに浸透し、様々な感染対策が効果を表していると考えても良さそうな気がします。

 要するに、ウイルスが多数存在すると思われる場所に近づかないのが一番。とはいえ、日常生活ではウイルスを保有していると思われる人が一定程度いるらしいということも分かってきましたので、感染が拡大していない地域でも人が集まる場所には近づかない方が無難。

 どうしても行く必要がある場合は、人ごみを避け、飲食は控え、会話は抑制し、様々なものに触ることをできるだけ減らすという意識が必要かも。

 昨日は電車に乗車しても、出来るだけつり革や手すりには触らないようにしました。まだ階段やエスカレーターの手すり、エレベーターのボタンや券売機のタッチパネルの接触も最短時間で済ますように意識。

 それでも感染確率はゼロではないと思うのですが、あとは自分の免疫力が勝負の分かれ目?ネットの情報を見ていると、接触するウイルス量が少なければ、自己免疫で駆除できるみたい。

 ということは、免疫力が落ちない生活習慣が必要。免疫力は増加させることは出来ません(異論はあるみたい)が、様々なストレスによって下落することはあるみたい。

 それを避けるためには、ストレスを解消し、十分な睡眠、良質の食事、適度な運動が必要。要するに前向きな気持ちで人生を楽しめばよいということになりそうです。



増えているのか減っているのか?


新型コロナ(2)


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