検査だけでは安心できない

2020.9.19

 昨日は最後の猛暑日と言われていたようですが、蒸し暑かったものの、連日35℃以上が続いた頃より明らかに涼しくなった感じ。昨晩も夜は気温が下がりエアコンなしでぐっすり。

 起きたのは7時。このところいつも5時半ぐらいに自然に目が覚めていましたから、明らかに遅くなった感じ。これからは秋に向かい、体のホルモンバランスも冬に向かって変化するはず。

 毎年この時期は、夏の睡眠不足を補うように、徐々に睡眠時間も長くなっていきます。

 起きてカーテンを開けると曇り空で、4連休初日としてはいまいちの天気。それでも我が家から数百m離れたところを走っている関越道の車の騒音も北風に乗ってわずかに聞こえてくる感じ。

 このところ自粛自粛で交通量も減っていたように感じていましたが、今日は結構朝から混雑していたのかも。そういえばネットのニュースに、自粛生活となってから、世界中で地球の振動が減ったという記事がありました。

 人間活動が活発になれば、当然地表への振動も増えるということですが、それが地震計のレベルでも確かめられたみたい。また私の好きなハワイやタイのビーチは、観光客がいなくなって水がきれいになったと言われています。

 自然保護の観点から考えると、人間活動は出来るだけ控えた方が良いという証明になりそう。逆に言えば、すでに何人かの人が書いていますが、今回のコロナの感染拡大は自然から人間界への逆襲と言えなくもない気がします。

 さて今日発表されている日本の新型コロナ新規感染者数(陽性者数?)は昨日より572名の増加。これで4日間連続で488〜572名ぐらいの増加。

 600名を越さなかったのは良い傾向と私は捉えていますが、そう考えると明日は500名前後となり、明後日には200名前後まで下がりそうな気もします。
 
 しかし4連休ですから、検査数も減るのかも。となるとさらに小さな数字になることも考えられます。見かけ上小さな数字になれば安心感は広がりますが、結局検査というのは、2週間前ぐらいの状況を表す目安に過ぎないということもだんだんわかってきました。
 
 一時期私も日本はPCR検査数が少なすぎる。症状があっても検査を受けられないのでは問題が大きいと思っていましたが、最近はかなり検査体制が整ってきたみたい。

 反面、今度はその検査の精度が気になってきました。つまり本来は感染していないのに陽性になってしまう場合とか、明らかにそれっぽい症状があるのに陰性と判定されてしまう場合もあるみたい。

 また検査で陰性だったから安心できるわけでもなく、その後に感染してしまう可能性もあるわけで、疑えばキリがない。結局感染を恐れる人は、常に検査を行い続けるしかない。
 
 ある意味検査ノイローゼになりそう。他人がマスクをしていない状況を見て、激しく攻め立てる人がニュースになっていますが、これも一種の神経症的な症状かなという気もします。

 ただ閉ざされた空間内でマスクをするというのは、一種暗黙のエチケットになっているような気もします。その点、日本社会の人の対応は、世界に誇っていいのではという気もしています。



感染確率を少しでも下げる


新型コロナ(2)


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