日本も11月から再拡大?

2020.10.19

 今日の埼玉は朝から薄曇りだと思っていましたが、昼前からは雨も降ってきました。気温も低めに推移しているみたいで、このブログを書いているパソコン部屋ではエアコン暖房を稼働しました。

 アメリカでは、何が何でも選挙に勝つんだという意思を明白にしているトランプ大統領が、まさになりふり構わず、政敵を感情的に糾弾しているみたい。

 その様子を見て、科学的見地から逸脱していると感じる有識者も多いし、感情的に許せないと思っている女性も多いみたい。ただ現実は、そんな目に余る言動をしているトランプ大統領を熱狂的に支持する人もいるみたいで、私にはとても信じられません。

 大統領がこの有様では、アメリカでは今後も感染が拡大するだろうなとは思っていますが、自身が感染したにもかかわらず復帰を果たしたかのように見えるトランプ大統領は、コロナ対策にももしかしたら自信を持ってしまったのかも。

 つまりブラジルの大統領と同じように、「こんなものはただの風邪だ」と思っているように見えるということです。ただ選挙が控えているため、弱気な言動は見せられないという気持ちもあるのかも。

 では今現在のアメリカの現実はどうなっているのか。2/25からのアメリカの新規感染者数の推移は以下の通り。途中私の私的な用事で一部データが抜け落ちている部分もありますが、だいたいの傾向は分かるはず。

 数字はJohnsHopkins大学の数値を使っていますが、新規感染者の数が3万人を下回ったのは9/8と9/9ですが、その後は再び上昇傾向となっています。(以下のグラフの横軸190日付近)

アメリカの新規感染者数の推移

 トランプ大統領は、基本的にコロナ対策をほとんどしていないように見えますが、にもかかわらずグラフは9月初めに向けていったん下降し、その後上昇となっています。

 個人的に感じることですが、やはりこのウイルスは、もちろんマスクを装着し3密を避ける等の感染対策もあるとは思いますが、それよりも夏場の高温の影響の方が大きかったような気がします。

 そう思うのは、ここにきてヨーロッパで感染拡大が起きているというニュースをよく目にするようになったからです。つまりこれから冬に向かう北半球の国々は、感染が再び拡大する可能性が大きいということです。 
 
 ということは日本も例外ではないはずで、政府は海外からの渡航者受け入れに傾きつつあるようですが、かなり心配。今日の日本の新規感染者数は431名で昨日よりは200名ほど減少。
 
 ただ依然として300〜700名ぐらいの間を上下しているようで、終息には程遠い。そんな中の今日の冷え込みですから、2週間後の11月初めあたりから、さらに感染拡大もあり得るなと思っています。



個人個人で感染を避ける


新型コロナ(2)


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