2020.11.14
今日発表されている日本の新型コロナ新規感染者数は1705名とのことで、遂に第2次の感染拡大時の最大数1605名を越えました。
しかもヤフーに掲載されているJX通信社のデータで新規感染者数のグラフを見ると、この上昇はまだまだ続きそう。さらにグラフの形だけで判断すると、第1次感染は3月上旬から6月上旬までほぼ3か月継続。
第2波は山が高くなった分すそ野も広がり、6月上旬から始まり9月下旬まで続いています。つまり感染継続期間は3か月半。そして今現在の第3波は10月から始まっている感じ。
これまでと同様な形で感染が拡大すると、その継続期間は4か月〜5か月ぐらい?つまり収束が見えてくるのは1月か2月?しかしその時期は、日本の冬が最も厳しい時期ですから、さらに収束時期は3月ぐらいにずれ込む可能性もありそう。
次にそういった目で、感染拡大期のピークを考えると、ちょど年末年始の時期になりそう。元旦は、新規感染者が4000〜5000人という数字になり、ほとんど出歩く人がいないということになるかも。
その頃になって、「gotoトラベルはやらない方が良かった」という反省の弁も聞こえてくるかも。
ではどうやったらこの感染拡大を少しでも抑制できるのかと考えると、感染経路を絶つしかない。ところが現在の感染者数の内訳を見ると、マスコミは人数と年代別分析なんてことをやっていますが、感染経路不明者の実態が見えてきません。
どこかの集団でクラスターが発生するというのは、人数は増えるけど逆に対応はしやすいはず。しかし感染経路不明というのが問題だなといつも思っています。
クラスターが発生しやすいのは、家庭、職場、各種福祉施設、医療現場、レストラン、イベント会場、カラオケ店やスポーツ施設だと思っていますが、ほとんどの施設で対策は徹底している筈。
ではそれ以外の経路不明はどこで感染しているのか?密室になりがちなのは交通機関だと思われますが、最近電車に乗る機会もありましたが、車内では全くと言っていいほど会話が聞こえてきません。
皆さんマスク装着で窓も開けられています。ということは、専門家の話によれば、交通機関での感染はほとんどないということになり、じゃあどこで?とますます不思議です。
一方新規感染者が激増している割には亡くなられる方の数は少ないというのも不思議。それを持って日本人抗体説も言われているようですが、その事に安心していると、今後遺伝子タイプの違うウイルスが生成されたとき、対応に困ることになるかも。
ちなみに国の方では、gotoトラベル等の一連のキャンペーンを中止する予定はなさそう。経済維持のためにやむを得ないと考えているのか、亡くなられる方が少ないので、この程度なら他の病気や災害と変わらないと考えているのかも。
となると、あとは今後の個々人の行動は自分で判断するしかない。感染は拡大しているけれど、自分は重症化しないと考える人は各種キャンペーンを利用。
いやまだ不安だと考える人は行動を自粛というような二極化になるのかも。個人的にはその中間あたりに私自身の行動指針があるなと思っています。