情けない政治家が多い

2021.2.2

 前回の記事で、来週は新規感染者数が2000〜2500名程度に下がるのではと書きましたが、結果は2673名、1791名でしたから、予想よりも下がった感じ。

 つまり様々な人の自助努力が効果を表していると判断して良いと思っています。ただ明日以降の数値は再び上昇するはず。しかしグラフの形で判断すると、今週末はピーク値でも2500名程度に収まるのではという気もします。(先ほど20:00に発表された数値は2323名となっているみたいです)

 これまでの国の姿勢を見ていると、この下落基調がはっきりした段階で、2/7に宣言を無理やり解除し、経済を回すという方向に向かうのかなと思っていたのですが、どうやら一か月延長が決まったみたい。

 急に解除に慎重になったように見えます。理由は不明。これまでの経済重視の政権運営では感染は抑えれないと分かったのか、オリンピックが近づいてきたせいか、ウイルスの変異株が見つかったからなのか、ワクチンの供給が遅れそうなことが分かったからか?

 しかし案外大きな影響を及ぼしているのは菅政権の支持率の下落と、最近行われている各種地方選挙の自民党の衰退兆候、さらに数名の国会議員による夜の店の飲食が発覚したことが遠因なのかも。

 特に国会議員の夜の飲食は「ひどい」の一言。その昔、高校生がトイレでたばこを吸って、それを教員に見つけられたとき、「吸ってない」とか「先生の見間違い」とか「一人で吸っていた」とか、ともかく言い逃れのためにその場しのぎの嘘をつく生徒がいましたが、それと全く同じレベル。

 国会議員という資格云々よりも、人間性が問われているのではという気もします。高校生ならその後謹慎等の指導が行われますが、これらの議員さんは役職が消えただけみたい。(辞職する人もいましたが)

 ということは、相変わらず我々国民の税金から歳費が支払われるということで、実に腹立たしい。今や飲食店に時短要請が出され、ともかく明日は倒産か、と悩んでいる経営者も多いはず。

 また医療従事者や介護職の人たちは、不眠不休で働いている筈。そんな人たちの存在をあざ笑うかのような自分勝手な行動をとるおじさん達ですから、自民党自らが辞職勧告をした方が良いような気もします。

 話変わって、世界の情勢を見ると、何故かアメリカの新規感染者数が減っているみたい。原因は不明。バイデンさんがマスク着用の義務化を目指しているようで、そういった行為が拡大に歯止めをかけつつあるのかも。

 (ただし新規感染者数は一時期の25万人程度から10数万人に減ったというレベルです)

 一方アジア圏で感染拡大が激しいなと思っているのがマレーシア。あまりニュースでも取り上げられないので実情は不明ですが、現在の累計感染者数が22万人ぐらい。

 日本よりも少ないのですが、日々の新規感染者数は 3200〜5700名という数値が続いています。結局そういった状況を見ていると、ちょっと感染拡大を甘く見ると、途端にウイルスの勢いが増してしまうように見えてしまいます。(数字はJohnsHopkins大学の数値を参照しています)



自分だけは例外と考える人


新型コロナ(2)


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