ライフスタイルの変化

2021.2.7

 今日発表されている日本の新型コロナ新規感染者数は2279名。前回の記事からは2631名、2576名、2372名、2279名と変化。前回の記事で2000〜2500名になるのではと書きましたが、まあまあの予想値だったのかも。

 今日以降ですが、依然として減少傾向にありそうなので、グラフから見る限り、最低値は1100〜1300名程度で最高値は1500〜2000名程度になるのかなと思っています。

 そこまで落ちてくれば昨年11月中旬から12月上旬の感染者数まで減少したということになりますから、ちょっとホッと出来そうです。

 ただ今日のヤフーのニュースを見ていたら、「改善地域の解除を検討」と書かれていますので、感染拡大の観点ではマイナスだなと思っています。

 とはいえ、「もう限界だ」と叫んでいる事業者の方が多数いるようですから、それをどうするのかということが、頭の痛い問題であることは確か。

 昨年の第一次感染拡大が始まったころ、「経済と医療の両立は難しい」と言われていましたが、実際1年間過ごしてみて、やはりその見解は正しかったと言わざるを得ません。

 しかし同時に「これからはライフスタイルが大きく変わる」という予想もあって、我々庶民も否応なくその変化に巻き込まれている感じ。

 3密を避けマスク装着というのは、今や一般常識となり、食材購入のためにスーパーに行くと、店内では四六時中「感染拡大防止のため〜〜〜をお願いします」というアナウンスが流れています。

 店頭にはアルコール消毒薬が常備され、入店時と退店時に大多数の人が利用。中には、その消毒薬でバスケットの取っ手をきれいに拭いている人もいます。

 店内では、なるべく商品に手を触れないようにして、会計時もビニールシートの向こうにいる店員さんと、素手での現金受け渡しもナシ。当然ながら、昔ながらの「いらっしゃいませ〜!」という掛け声も聞こえなくなり、客側も黙って商品を差し出し、黙って会計を済ませている感じ。

 ともかく短時間で人との接触を極力減らし、商品以外には触れないというライフスタイルが出来たみたい。ネットゲームやネット動画(ユーチューブやネットフリックス等)も普及し、室内で過ごす時間を如何に健康に過ごすかという考察も増えています。

 ある意味、息がつまるような毎日の生活を強いられているわけですが、そんな中、ほぼ24時間体制で医療従事者の方が頑張ってくれているようで、本当に頭が下がります。

 今は、そんなライフスタイルの変化がありそうだということに、いち早く気づいた人が充実した生活?を送り、出遅れてしまった人が対応にあたふたしている感じ。

 先日近所を健康のためにウォーキングをしていたら、最寄駅近くの商店で、店頭でお弁当の販売をしていました。今は宅配が徐々に浸透を始めたようですが、こういった弁当を購入して少しでも売り上げに貢献した方が、地域経済発展のためにもいいかなと思っています。

 ともかく日々ライフスタイルが変化していることは間違いない。その変化に追いついて、さらにその先を行くことが出来れば、現状でも充実した生活はおくれるものの、ちょっとでも遅れるとどんどん被害が大きくなるなという印象です。

 これまでの人生経験で得た自分自身の知識の総合力を試されているようにも感じています。



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