日本のワクチンは出遅れ

2021.2.11

 埼玉は朝から良い天気だったので、昼食後は近所をウォーキングと思っていたのですが、妙に強い風が吹いています。気温は高めなので、寒さはそれほど感じませんが、変わってすでに私はスギ花粉の影響を感じていて、マスクをしていても鼻水が出てきます。

 花粉がこんなに簡単に透過するのでは、それよりもさらに小さいウイルスには通用しないだろうなあという気もしますが、飛沫はそれよりも大きいらしいので、飛沫防止効果はありそうです。

 その飛沫にウイルスが含まれていれば、マスク表面に付着した飛沫の水分が蒸発するにつれ、ウイルス本体がマスク表面に残ります。

 昨年初めの新型コロナの感染拡大が始まった時、マスクは効果があるかという論議があり、感染者の飛沫防止には効果があるが防御効果は薄いというのが、その時の結論でした。

 しかし今は飛沫に含まれるウイルスも含めて一定の防御効果があるという認識に変わっている筈。ただもしもマスク表面にウイルスだけが残存していれば、マスクを外すときそこを触れば指にウイルスが付着することはあり得そう。

 ということは、一般的に言われているようにマスクの着脱はひもを持って行うのが大事。私もそうですが、マスクの位置を正そうとして、ついマスクの表面を触ってしまうこともあります。

 そう考えると、マスクを外したら、すぐにその場で手を洗うということも大事なのかもしれません。
 
 さて今日の日本の新規感染者数は、前回の記事に書いた通りの数字になっているようです。新規感染者数のグラフの傾向を見るだけで、今後の予想がつくなと思うようになっています。
 
 だとすれば、週末を過ぎて来週にかけての最低値は700名程度になりそうです。また来週の最高値は、まだちょっと気が早いですが、1100〜1300名程度になりそうに見えます。

 一方アメリカですが、このところ陽性者数が激減中。減り始めたのは今年の1/10ぐらいから。ただ減少した理由が不明。しかしアメリカでワクチン接種が始まったのが12/14ということなので、その効果が表れるのは一か月後と考えると、なんか時期が一致します。
 
 とはいえアメリの接種率は2/10時点でも10数%みたいですから、ワクチンの効果が表れたと断定するのは難しそう。一方バイデン大統領は、コロナに対して3密を避けマスクをつけるということを就任前から強く主張していましたから、その効果が出てるのかも。

 また現在世界で最もワクチン接種が進んでいるのはイスラエルで、接種率が60数%。しかし新規感染染者数のグラフを見ると、減ってはいるもののアメリカほどではない感じ。(日本経済新聞の記事を参考にさせてもらっています)

 ということはやはりマスク装着と3密を避けるというのが一番効果があるのかもしれません。

 最後に接種回数に注目すると、ワクチンの種類は問わず、一番多いのが米国、続いて中国、英国、インド、イスラエルとなっています。

 接種が始まっている国は、20か国ぐらい。日本は先進国だと自負している人が多いと思いますが、明らかに出遅れている感じです。



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