今後新規感染者数が増加?

2021.3.27

 埼玉県の我が家周辺の河川敷に咲いている桜が見ごろになっています。数年前はその桜の木の下で宴会をやっているグループも大勢いましたが、今年はそういったグループは皆無です。

 ただウォーキング代わりに周辺を歩く人はいるみたい。ちなみに今年は、私の体調のせいなのか例年より花粉の影響を強く感じます。

 これまでは鼻水程度だったのですが、今年は目が反応して、外を歩いていると景色がにじんできます。家の中に入ると症状は楽になるので、花粉の影響だろうと判断しています。

 一方新型コロナはいよいよリバウンドが本格的に始まったみたい。前回の記事で書いた新規感染者数の予測値は、最低値が800名前後で最高値は1700〜1800名になりそうと書きました。
 
 結果は最低値が824名、最高値が本日記録した2027名ということで、いずれもグラフの傾向を見て予測した値よりも増えています。

 しかもそのリバウンドの勢いは予測よりも強く、若しくは激しくなりつつあるように見えます。さらに今回は宣言解除の時期が早かったと私は思っているのですが、感染拡大が落ち着いて再び感染の再拡大が始まるまでの時期が短くなっています。

 これまでは小康状態が続いた期間が二か月程度ありましたが、今回の小康状態は一か月もなかったように見えます。さらにさらに、その小康状態中の新規感染者数も、1次感染拡大後は100名前後、2次感染拡大後は500名前後となり、今回は1000名前後です。

 菅総理や西村大臣の弁によれば、病床数に余裕が出てきた、自粛疲れが出てきたということが宣言解除の理由だったみたいですが、これは詭弁だと思っています。

 要するにすでに始まっていますがオリンピックの聖火リレーの予定があったことが大きかったはず。つまり何が何でもオリンピックを実施するということであって、そのためには多少の感染拡大もやむを得ないと判断したのではと推測しています。

 聖火リレーのニュースを見ると、沿道には多数の観客が押し寄せています。声援はナシということですが、人が集まればその場所への移動過程での感染確率も増えるはず。

 結局国は、国民や医療従事者に負担を押し付け、「不要不急の外出は控えて」と言いつつ、「最後は自己判断で」という責任逃れをしているなと感じてしまいます。

 ちなみに昨晩、日本の各都道府県の人口密度とコロナ感染者数の表を照らし合わせていたのですが、結果は明白でした。要するに人口密度の大きい都道府県は感染者も多いということです。

 ただし北海道だけは別。北海道の場合は札幌周辺の人口が多いために、そこで感染者が広がりやすいという特殊性があるのかも。

 というわけで結論はただ一つ。感染したくなければ繁華街や人が集まりやすい観光地、イベント会場には近づかないのが第一原則。次に気を付けるのが飛沫感染ですが、そういった場所に行ったときはしゃべらない。
 
 万が一声を出した時は、すぐに手洗い。持ち歩きようのアルコールを含んだ除菌用のペーパータオルがあると良いかも。

 さて来週の予想ですが、週初めの火曜前後の最低値は1100名前後になりそう。最高値の方は2400〜2500名程度に達するように見えます。グラフは2/1からの新規感染者数のグラフです。

日本の2/1からの新規感染者数の推移



対策実行までが遅すぎる


新型コロナ(2)


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