更新中断の理由

2021.6.22

 突然更新を中断したので、不思議に思った方もいるかも。もしかしたら私がコロナに感染したのかも、なんて憶測された方もいたかも。

 実は4月の中旬に突然血圧が上昇。普段から高血圧気味で最低量の降圧剤を服用していますが、それなりに安定してしました。当然塩分控えめ、適度な運動等を意識していましたので、急に上がった原因が不明。

 「原因が分かればそれなりに対処できるのになあ」と思いながら、かかりつけの診療所の医師に、近所の中規模病院への紹介状を書いてもらい受診。

 担当したのは、テキパキと話を進める女医さんでしたが、開口一番「この数値は高すぎます。すぐに降圧剤を追加しないとダメです」と、ちょっと私の普段の行動を非難するかのような口調。

 私が「普段の血圧は落ち着いていて、今回突然の上昇です」と言ったので、少し納得してくれたみたいですが、ちょっと不満げ。ともあれ、降圧剤を追加することによって、その後血圧は落ち着きました。

 一方、春先から突然左目の視野がにじむことがあり、場合によっては「白内障の徴候?」なんてことまで心配して、近所の眼科医を受診。結論は目の機能に異常はないというものでした。

 また市民農園で農作業をしている時、クモ膜下出血を経験して以来、常に軽いふらつきを感じているのですが、そのふらつきの程度が増すことがあるなとも感じていました。

 結果的に、その後年1回クモ膜下出血の再発を防ぐために行っている頸動脈の超音波検査で、これらの症状の原因らしきことが判明。

 要するに首の頸動脈の一部分の狭窄がひどくなったため、脳が血流不足に陥っているとのことでした。様々な不調の諸症状は一過性のもの(一過性虚血発作)で、悪化しても数時間で回復することを繰り返すのですが、やがてある時それが脳卒中につながるというものでした。

 てなわけで、その後検査、手術となるわけですが、当然ながら頸動脈の手術ということですから、もし万が一のことが起きれば命に係わるはずで、それが嫌で放置すればある時脳梗塞になる可能性が高いということで、個人的にコロナどころではないという心境になり、このサイトの更新も休まざるをえなかったということです。

 このあたりの顛末は、別のブログ(内頚動脈狭窄手術体験記)でまとめ始めましたが、一時は終活を急がないといけないという心境にもなり、かなり落ち込みました。

 幸いにも手術は成功し、血流は回復。ただ検査の過程で、他の場所にも狭窄があることが分かったので、まだまだ油断はできない状況です。 



頸動脈狭窄の自覚症状


新型コロナ(2)


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