新型コロナの消毒・除菌方法

2021.7.12

 今日発表されている日本の新型コロナ新規感染者数は2032名。本来月曜日に発表される数値は、月曜日が一番小さくなる傾向があるのですが、それを考慮すると、今週のピーク値は3000名前後になりそうな雰囲気です。

 それを考えるとワクチン未接種の私は、「とてもじゃないけど人ごみには行けないな」と考えてしまうのですが、都会の人出は増えているみたいですね。

 「怖くないのかな?」と思わず呟いてしまったのですが、息子は冷静に、「マスコミの放送の仕方にも問題があるのでは」と言います。

 そもそも東京へは通勤で毎日通っている人が300万人近くいるそうで、もしコロナの感染率が上がっているなら、「それらの人のほとんどが感染している筈」と言います。

 実際には300万人の通勤者がいても、皆さんコロナ対策を意識して動いているので、東京都内で新たに感染する人は1000人前後ということなのだと思います。

 つまり300万人中の1000人ということになりますが、その1000人も通勤中に感染した人はほとんどいないみたいで、家庭内や医療・介護施設、職場での感染が多いみたい。

 ということは、テレビで「今日も新規感染者が何名」とアナウンスされると同時に、駅近くを歩く多数の人が映し出されますが、実際には通勤中に感染する人はほとんどいないわけですから、画像は間違って流されているということになります。

 また飲食店での感染はどうかと言えば、これもお店側が努力しているためか、お客さんが意識しているのか、かなり少ないみたい。

 ということは、家庭内感染や職場内感染を減らす方策を考えた方が効率的なような気もします。もちろんそれと同時に飲食時の飛沫感染の可能性もありますから、一定程度の規制は必要なのかも。
 
 しかし国の眼は飲食店ばかりに向けられているようで、すでに西村大臣の発言がやり玉に挙がっていますが、さすがに最初にニュースでこの発言を聞いたときは、「え?金融機関が店に関与するのか?」と不思議に思いました。

 とはいうものの、「感染者数を少しでも減らしたい」という気持ちが先走ってしまったのかも。問題はその方法が「アルコールを提供する店の規制ばかりを考えている」ということになりそう。

 ちなみに厚労省のページには「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」という特設ページがあって、ここでかなり詳細に感染予防についてその具体的方法を解説しています。
 
 家庭内感染や職場内感染を防ぐためには、こういったページをマスコミがどんどん紹介するべきだろうなと感じます。



飲食店経由の感染


新型コロナ(2)


表紙に戻る