オミクロン株が心配

2021.11.28

 日本の新規感染者数が激減。専門家からは、激減はしたものの原因が不明という声が多数上がっています。私もいろいろ考えてみたのですが、個人的に「これだ!」という原因に思い当たることがなく、実に不思議だなと思っていました。

 唯一何となく共感を覚えたのが、ウイルスが変異するにあたって、その変異を修復するための酵素の問題があるのではないかという指摘があったのですが、いつの間にかその意見も消えてしまいました。

 個人的には酵素説は受け入れてもいいような気がするのですが、多くの専門家の共感は得られていないようです。しかしその専門家たちも減少の原因は不明と首を捻るばかりで、なんらそれに代わる説が提唱されません。

 基本的にはワクチン接種、日本人の行動様式、季節や環境変化等の複合的結果であるとされているみたいですが、だとすると逆に第5次の急激な感染拡大の原因を説明することも出来ないなと思っています。

 というわけで、多くの専門家は第6次が来ると言っているわけですが、もしそういった感染拡大が起きるなら、ウイルスの感染拡大は周期的に起こっているようですから、11月中旬から始まっていてもおかしくないなと思っています。

 しかし実際には11月下旬の今日になっても、再度感染が拡大するという兆候は見えていません。(一部のニュースでは北海道あたりで始まったという記事もありました)

 一方、多くの専門家が、この冬は寒くなり、新型コロナとインフルエンザが同時に感染拡大を起こすという懸念を表明しています。

 確か去年の初冬もそのようなことが記事になっていたような気がするのですが、コロナへの対策で手洗いやマスクが徹底したことにより、インフルエンザ患者数はかなり低い状態で終わりました。

 今年も「たぶんそうなるだろう」と期待を込めて私も思っているのですが、それでもやはりインフルエンザは心配なので、先日26日に私も最寄りの診療所で予防接種を受けてきました。

 効果が出て来るまでは3週間以上かかるみたいなので、早い話年が明ければ多少インフルエンザの感染確率は低くなるのではと思っています。

 てなことを考えてのんびり過ごしていたのですが、ここに来て南アフリカで新しい変異株(オミクロン株)が発見されたようで、欧米各国やアジアの各国が渡航禁止の処置を取っています。

 どうやら今回のウイルスはこれまでのウイルスの周辺たんぱく質が多数変異しているようで、ワクチンをすり抜ける効果もあるようです。

 というわけで、今後はデルタ株に代わって、このオミクロン株の感染拡大を心配することになりそうですが、出来ることはやはりこれまでと同じで3密を避け、マスクをつけて手洗いの徹底。

 しかし某記事では空気感染力が高いらしいということも指摘されていましたので、このウイルスの感染が拡大したら、人との距離は今以上にあける必要がありそうです。

 とはいえ、それが実行されれば人との距離はますます離れ、社会が分断、経済活動が委縮ということが目に見えるようで、株価も大きく下落。

 ここのところ物価の高騰も目立ってきましたから、年金でのんびり暮らす環境がどんどん破壊されているなという印象を受けています。



感染拡大は12月から


新型コロナ(2)


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