予想以上の感染拡大

2022.1.6

 やたら寒い日が続いている埼玉ですが、今日の最高気温予想は5℃とのことで、かなりガックリ。しかも午後には関東南岸を低気圧が通過するそうで、これに伴って降雪が予想されています。

 今日は天気がよくて暖かければ初詣に行こうかなと思っていたのですが、どうも状況は厳しそう。しかし「寒い寒い」と部屋にこもってばかりいると、運動量も減ります。

 その意味では、厚着をして出かけたほうがいいのかなと思っていますが、気になるのがコロナの感染拡大。新規感染者数500名以上というのが年末年始に5日間連続で続き、その後782名、1268名、2638名と急上昇。

 私の予想はあえなく破綻しました。今日あたりからは年末年始に移動した人による感染拡大の影響も出てきそうで、もはや数値の予想が出来ない感じ。

 というか、あえて予想すると今週から来週にかけて3000名から5000名という数字を記録するような気もします。ちなみに昨年のこの時期のグラフを見ると、感染拡大の起点は11月の初めあたり。

 そこから穏やかに上昇して、最高値を記録したのが1/9ぐらい。今回の感染拡大は12月に始まっているように見えるので、似たような経過を辿り、ピークは1月上旬と考えていたのですが、どうやらその見通しは甘かったということになりそう。

 そう考える理由は、ともかく上昇率が激しいこと。しかも感染拡大の起点は12月のはじめではなく、12月中旬と考えると、感染拡大は1月末まで続く可能性もありそう。

 そういった視点で現在のグラフを見ると、多くの専門家が危惧しているように1月末の感染者数は簡単に1万人を越えてしまうのかもしれません。

 一方感染時の症状ですが、最近のニュースではオミクロン株は肺まで達することは少なく、喉や気管支で止まることが多いという研究結果も出ているみたい。

 だからそこ亡くなる方も少ないのかなという気はしますが、個人的には喘息持ちで気管支の炎症を起こしやすい私にとっては、感染したら結構厳しい症状が出るのかもという気がします。

 ちなみに何故喉や気管支の段階でウイルスが止まり肺に達しないのかということについて説明されている記事はないみたい。喉の表皮細胞と気管支の表皮細胞や肺胞の細胞にそれほど違いがあるとは思えません。

 素人考えですが、あまりにオミクロン株が人間の細胞に付着しやすいため、体内に入った瞬間口腔内や喉の細胞に付着してしまい、肺まで達することが出来ないということなのかも。

 また最近になって、日本人が持つ特有の遺伝子が、特定のT細胞の活性化を促し、これが欧米人より感染が拡大しない原因となっているという記事も見かけました。

 もしかしたら、はるか昔の段階で日本人は現在のコロナと似たような疾患に晒されて、その結果体細胞の一部にそういった記憶が蓄えられているのかなという気もします。

 いずれにしても、感染拡大を防止するためには、呼吸によってウイルスを体内に取り込まない努力が必要になるようですから、基本的に人混みを避け、マスクを装着し、帰宅時の手洗いとうがいは必須になったような気がします。



オミクロン株の特徴


新型コロナ(3)


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