アトピーの現状とビールの影響

 2010年6月3日。ここのところさっぱりとした好天が続いています。そのためか、つい夕食前にビールを飲みたくなります。幸か不幸か、家のすぐそばにドラッグストアがあり、ここでビールが安く売られています。

 経済性を考えると24缶まとめて買った方が安いのですが、大量に買ってしまうとつい気を許して1日に2缶も3缶も飲んでしまうことがあるので、その日に必要な分だけ買うことにしています。

 最近はビールといっても、発泡酒や第3のビールが増え、一方でプレミアムビールというのもあらわれ、毎回店頭で財布と相談しながら悩んでしまいます。

 先日は体調も良く、気分的に高揚していたせいか思い切って「アサヒ ザ・マスター」なるプレミアムビール6缶パックを購入。

 このビールはコクがあってのどごしさわやかでキリッとしたアサヒ独特の味に仕上がっています。これを4日間ほどで飲みきりました。

 ところが4日目頃から、手の指にムズムズ感が。やはりきたか、と思いました。どうやら生ビールの中に含まれるなんらかの物質がアトピー症状を誘発するようです。

 今回は両方の指の皮膚が硬くなりました。皮膚が硬くなると、関節部分で伸縮が出来なくなり、冬でもないのに赤切れのような皮膚の切れ目が数カ所できてしまい、ここに水が来るとしみます。

 洗顔や食器洗いが辛くなりました。さらに痒みも生じ、一度指の一部をこすると、その周辺部に次々と痒みが広がり、気がつけば両手の指全体を揉むようにして掻かないと気持ちが収まりません

 掻いたからといって痒みが収まるわけではないのですが、掻かないように意志の力で制御するのは大変な努力を要します。

 折角おいしいビールなのに残念です。しかしどうして生にこれほど強く反応するのか、良く分かりません。それ以後再び焼酎を主体にして(焼酎は飲み過ぎない限りほとんど影響がありません)、たまにサッポロの「麦とホップ」を飲むようにしています。

 「麦とホップ」も飲み過ぎないかぎり、反応はあまり強く出ません。しかし痒くなるんなら飲まなきゃ良いじゃないか、とアルコールを常に飲まない人は簡単に結論づけると思いますが、それが出来ないから困るんですよね。

 などと、キーボードを叩きながら、今も何となく皮膚表面のぴりぴり感と闘っています。



ビールの糖分


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