アトピーとビールに含まれる糖分の関係

 最近は発泡酒の中に糖質0をうたい文句にしている銘柄があります。それがうたい文句になるということは、逆に言うと普通のビールにはそれだけ糖質が含まれていると言うことになります。

 ちなみに私は飲みませんが、いわゆるコーラには相当量の砂糖が含まれています。人体実験をするつもりはありませんが、1.5(L)のペットボトルを飲んだらどうなるのか興味もありますが、無無茶苦茶痒くなったら嫌なので飲んでいません。

 私のアトピーは食事の追跡調査から、味醂や砂糖、増粘多糖類といったものに反応することが分かっていますので、もしかしたらビールの糖質と反応してアトピー症状が出るのではという疑念を持ち調べてみました。

 先ずこの関係を解明するため、「味醂」の成分をウィキペディアで見ると、味醂は蒸したもち米に米麹を混ぜ、焼酎や醸造アルコールを加えて熟成させ製造している、となっています。

 熟成の過程でもち米のデンプンが糖化され甘みを生じます。さらに味醂の成分を調べてみると、本味醂には、糖分(グルコース、イソマルトース、オリゴ糖など)とアミノ酸、有機酸、香気成分が含まれています。

 続いて砂糖の成分を見てみると、フルクトース(果糖)、グルコース(ブドウ糖)、ガラクトース(脳糖)、スクロース(ショ糖)、マルトース(麦芽糖)、ラクトース(乳糖)となっています。

 さらに増粘多糖類の成分は、アルギン酸、カラギナン(ガラクトースに関係?)、キサンタンガム(グルコース、マンノース、グルクロン酸に関係)、グアーガム(ガラクトース、マンノースに関係)、ペクチン(ガラクチュロン酸に関係)等々、舌を噛みそうな名前が次々出てきますが、共通しているのはグルコース、ガラクトースあたりでしょうか。

 そしてビールですが、糖質0でないビールにはグルコースや果糖が含まれているようです。

 私は有機化学の専門家ではないので詳しいことはよく分かりませんが、結局味醂にも砂糖にも増粘多糖類にもビールにも糖質というものが含まれ、それを(私の体にとって)過剰に摂取するとアトピーの症状が現れるようです。

 そこまで調べてからグーグルで「グルコース アトピー」と検索をかけてみたところ、やはりたくさんの方がアトピーに糖分は良くないと書かれていました。「やっぱりそうなのか」という感じです。

 私の場合は、このグルコースをして消化吸収する力が弱いのではないかと思えるようになりました。

 でなければ逆に消化吸収力がありすぎて、血液内に過剰に糖分が流れ、それが皮膚の細胞と反応して・・・、と考えることも出来るなとも思えますが、この辺まで来ると生化学の分野なのでとても手に負えません。



エビの殻とアトピー


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