エビの殻剥きでアトピーが悪化

 2010年6月5日。昨日は暑かったのでビールを飲みたくなり、アトピーが悪化しないと思われるサッポロの「麦とホップ」を買ってきました。ついでにつまみの事を考えて、たまたま立ち寄ったスーパーで大きめの海老君が安売りされていたので、5匹ばかり購入。

 ビールに合わせてエビチリを作ろうと思ったのですが、この海老君、頭は落としてあったもののカラ付きでした。そこでこのカラを水洗いしながら剥いていたのですが、やはりというか案の定というか、皮むきが終わった直後から両手の指が痒くなってきました

 今回の痒みはなかなか強烈で、手首から先の皮膚全体がぴりぴりしてきたのが初期症状。続いてムズムズしてきて、どうしても掻かずにいられません。

 そこで先ずは念入りに無添加の肌に優しいと言われる石鹸を使って手首から先を洗い直しました。ついでにすすぐとき冷水をたっぷりかけ、痒みを麻痺させようと努力しました。

 しかし掻痒感はますます強くなり、ついに指と指の間をそうっと掻いてみます。しかしいったん掻き出すと当然ながらきりがありません。

 ツメを立てて掻きたいのですが角質がはがれ落ちることが分かっているので、揉むように掻きます。手全体が赤みをまし、表面だけがポッポしているように感じます。

 洗っても、掻いても、まったく収まりがつかず、さすがに参りました。そこで再び石鹸で水洗い。こんなことを繰り返していると、本当に皮膚表面の角質がすべてなくなってしまうのではないかという恐怖さえ感じます。

 しかし痒さには変えられません。石鹸使用後はまたしても冷水に手を浸し、火照り感を抑え、掻痒感を麻痺させるよう努めました。

 結局こんなことを30分ぐらい繰り返して、ようやく収まってきましたので、すぐに海老君を調理。エビチリの市販のソースをかけて無事胃袋に収まりました。

 不思議なことに海老君本体を食べてもアトピーは出ません。(人によっては食べて反応します)むきエビを買ってくれば良かったと反省しています。でもエビチリとビールは合うんですね。

 長年アトピーと付き合っていると、だいたいどんなものが痒くなるのか分かってきます。それさえ分かれば、後はそれを避けていればいいのですが、まあ得てして痒くなるものが好物だったりするので困ります。

 生ビールは間違いなく痒くなります。海老君の殻は触らなければ食べても大丈夫。同様に実はカニ君の殻も反応が出ます。ズワイガニやケガニは滅多に食べられませんが、旅行に行ったときなどたまたま出てくることがあります。

 食べるときは当然殻を持って中を掻き出しますので、カニのエキス?が指に付き、やはり痒くなります。しかしこれっていったいどんな物質に反応しているんでしょうか。 これについて調べてみたいと思います。



キチン質、グルコサミン


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