冬場のカサカサ肌から夏場の肌へ

 冬場のカサカサ乾燥肌が、夏が近づいたことによって汗をかくようになり体のあちこちがムズムズします。

 そこで汗とアトピーの関係についてネットで調べてみました。 暑いときは汗をかく。これは正常な反応で、体温を下げるためにも、むしろその方がいいことは間違いありません。

 ではなぜ汗をかくと痒みが生じるのかと言うことですが、どうやらもともと皮膚が薄くなっているところへ汗が出てそれが刺激となり痒くなるようです。

 つまりもともとなんとなくムズムズする場所があって、そこを知らず知らずのうちに掻いてしまい、皮膚が薄くなったところへ汗が出て刺激を与えるということです。

 従って私もそうですが、痒くなってきたら冷水をかけて、痒みをちょっとだけ麻痺させながら患部をきれいにする、ということを実行しています。

 ただしきれいにするといっても、強い石鹸や、タオルでごしごし洗っては、ますます皮膚が薄くなりますので注意が必要です。

 また洗った後は保湿クリーム等がいいのかもしれません。 ちなみに私は痒みが収まった頃を見計らって、医者からもらったワセリンを塗るようにしています。

 そうこうするうちに、2010年の夏は猛暑に突入。私が住んでいるところは埼玉県で、猛暑で知られる熊谷市から20kmほど離れているだけで、気温はほとんど変わりません。

 昨日は室温が34℃ぐらいになりましたので、さすがにエアコンを使いました。普段は健康のため、なるべく使わないようにしています。

 こう暑くなって一番困るのはやはりアトピーです。蚊に刺されたぐらいではほとんど痒くならないのに、ちょっと汗をかいただけで、腕の内側が痒くなります。

 昼間は水で冷やしたり、手洗いを繰り返したりして何とか凌いでいますが、夜寝ているときは自然に手が動いてしまい、どうしても掻いてしまいます。 その結果、現在腕の内側は角質が薄くなり、ちょっとの刺激ですぐに痒くなると言う悪循環が続いています。

 エアコンをかけて室温を下げれば汗はひくので、掻痒感は若干減少します。夜は寝苦しいこともあって、夜半までエアコンを使っていますが、そうすると今度は皮膚が乾燥します。

 乾燥すると、またちょっとの刺激で痒くなります。暑いと汗で痒くなり、エアコンを使うと乾燥して痒くなるので、どっちにころんでもこの時期は不愉快です。

 寝不足だけは避けたいので、夜はエアコンをかけ、痒くなったら手元に置いてあるムヒを塗って、一時期に痒みを忘れ寝ています。

 昼間はともかく水洗いの繰り返しです。しかしこうなるとフルタイムの仕事なんかやっていられませんね。今こうやってパソコンに入力しながらも、腕の内側に掻痒感があります。

 自宅なので必要に応じて冷水をかけていますが、仕事中は無闇に持ち場を離れるわけにも行かないので、気苦労が絶えません。



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