アトピーの乾燥肌とミカン

 寒くなって、アトピー乾燥肌の私は、手先の皮膚がかさかさになり、夜寝ていると体が温まるに連れ、何やら手先が痒くなってきます。

 夜中に痒みで目が覚める、なんてことは普通の人には分からない体験だと思うのですが、指先だけが妙に火照り、むず痒さを覚え、知らないうちに指と指をこするように掻いています。

 その内我慢できなくなり目が覚めます。この症状は手だけではなく、足や耳たぶにも出ることがあり、朝起きると傷が出来ていたり、パジャマに血が付いていたりします。

 応急手当は、本来なら冷水で冷やすと一時的ですが痒みが取れ、その後は意外によく寝られるのですが、寒い冬はわざわざ洗面所まで出て行く気がしません。

 そこでしょうがいなので、手の届くところに「ムヒ」を置いておいて、これを軽く塗って、冷や冷やしてきたところで再び寝る、というパターンが続きます。

 しかしここ数日症状が改善しました。どうしてかな、と思い、ここ一ヶ月ばかりの食生活の変化を思い浮かべて気がついたことがあります。それは夏場に必ず食べていた、バナナ、スイカ、パイナップルといった果物をほとんど食べていないことです。

 皮膚にはビタミンCがよいと言うことは知っていますが、これは果物に大量に含まれているわけで、夏と秋の端境期のこの時期にいつの間にか果物を食べる機会が減っていたのではないかと思えます。

 もちろんリンゴやナシ、ブドウと言った果物をたまに食べていますが、やはり夏の暑い時期とは頻度が較べものになりません。

 という背景があったのですが、実は先日ミカンをネットで注文。ネットで注文する理由は、減農薬や無農薬のミカンを買いたいからです。

 幸いなことに、楽天で「紀州ええもん紀伊国屋文左衛門本舗」というお店を発見。ここで減農薬5kg2580円というミカンを注文。早速注文し5日ぐらい前から毎日1個ずつ食べています。

 果たしてこのミカンの効果なのかはよく分かりませんが、ここ数日肌のガザガサが消え、滑らかになり、夜の痒みも軽減しました。よく眠れます。

 減農薬、無農薬をうたっているお店はネット上でも多数あり、このお店がよいと言うことを宣伝するつもりはありませんが、このみかんで皮膚の状態が改善されたのは間違いないようです。

 味も結論から言うとおいしかったです。初めて注文したお店なので、当初は不揃いで、表面に傷のあるミカンがゴロゴロ来るのかなと思っていましたが、比較的大粒で美しいものが入っていました。

 甘みもあり、おいしかったので実家にも持っていったため、5kgが10日間もちませんでした。あの味で、この値段なら安いと思います。アトピーの方も、ここのところ落ち着いています。



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